誰もが自分だけの岩礁を手軽に作れてしまう時代
前回、「中小企業には岩礁マーケティングが必要だ」っていうお話でした。
はい。海に行って、いきなり釣り糸を垂らしても魚は釣れませんよと。
じつは私、海釣りをしたことがないんですけど。全く釣れませんか?
海を舐めちゃダメです(笑)
そうですか。海って魚だらけな感じがするんですけど。そんなに甘くないと。
海釣りの面白いところは科学することができること。
たとえばヒラメやコチは砂地にいる魚なわけです。だから岩場にはいないわけですよ。
なるほど。砂地に糸垂らさないとヒラメは絶対に釣れないってことですね。
そうです。
ところが多くの中小企業は「新規のお客さんを獲得する」「自社のスタッフを採用する」って時に結構当てずっぽうにやってるんですよ。
魚がいないところに糸を垂らしていると。
そうなんです。「海に糸を垂らしていたら魚が釣れるんじゃなかろうか」という感じ。
ホームページに「中途採用してます」と書いて問い合わせが来ると思っているとか。
そこに期待している経営者は多いと思います。
だけどホームページを作るだけでは集客なんて出来ないわけですよ。
コムデックにもホームページがありますよね?そこでは集客してないんですか。
ホームページも岩礁の一部ではありますけど。それだけでは難しいですね。
ホームページは岩礁の一部なんですね。
どちらかというと最後クロージングするための装置ですよ。釣りにおける竿や糸がホームページ。
ホームページに実装されてる問い合わせフォームが針みたいなものですね。
竿と糸と針が揃っていたら釣れそうですけど。
魚って別に針が好きで寄ってくるわけではないですから。
餌だとか、居心地がいいとか、潮が荒ければ少し体を休めたいわけですよ。
なるほど。
つまり、お客様や求職者、その見込みの方々がですね、興味のある情報をまず発信しなければいけないわけです。
株式会社コムデックには別に興味ないわけですよ。
言い切りましたね(笑)
はい。バイネームで集客できるほど中小企業の屋号は強くないです。
コムデックさんといえども。
全然弱小ですよ。
経営者やIT担当はコムデックには興味ないんだけれども、サイボウズのkintoneには興味がある。
だから「kintone芸人」というYouTubeチャンネルで「kintone活用ノウハウ」を発信しているわけですね。
そういうことです。発信したノウハウが集積したものが岩礁です。
なるほど。ちなみにコムデックさんはLPやオウンドメディアもたくさん作られてますよね?
はい。基本的にはサービスごとに作ってます。
業界ごとの事例とかもすごく充実してるじゃないですか。
そこはかなり力を入れている部分です。
こういうLPやオウンドメディアも岩礁の一部ってことになるんですか。
そうですね。LPもやはり岩礁の一部ですね。
オウンドメディアは小さな岩礁そのものという感じでしょうか。
なるほど。では中小企業が岩礁を手に入れる順番としては、どこから取り掛かればいいんですか。
まずは情報発信ですか?岩礁に引きつけるための撒き餌みたいな。
そうですね。基本的に集客も求人も可処分時間の取り合いなんですよ。
LPをいきなりスマホでじっくり見てくれるわけではない。
ですよね。
まずは目に触れやすいチャネルやプラットフォームで情報発信する。つまり何かっていうとsnsだったり、YouTubeだったりするわけです。
タイパと言いながらも動画は見てますからね、みんな。
そうなんですよ。なので、そこで知ってもらう機会をつくる。そこで興味を醸成してからLPに持ってくる。
なるほど。
そして、そのサービスを提供してる会社は信用できるのか?大丈夫なのか?というところでホームページにやってくる。
ホームページも大事ってことですね。
ホームページは最後に吊り上げる場所なので、めちゃめちゃ大事なんですけれども。
顧客の動線からすると、最終的にたどり着く場所ですね。
その手前で、ある程度興味関心が高まってないと、なかなか餌は食べてくれないぞ、ということですね。
食べてくれないですね。
まずは丁寧に情報発信し、興味を持ってもらって、住み心地のいい岩礁がここにあるよねって感じてもらわないと。