免許もそうですね。高齢者の事故で大変なことになってるのに。

経営者は定年がなくてもいいと思いますけど。
中小企業の経営者って、ビジネスモデルを作った人とニアリーイコールじゃないですか。

要はビジネスのファウンダーであり、オーナーであり。

その人が一番上手く事業をコントロールできる。
だから柳井さんは退いてもまた現場に戻ってくるし、孫さんも卒業できないと思うんですよ。

コムデックは先代が完全に引退したわけではなく僕と入れ替わった形なんです。
理由はコムデックの中で僕が作った事業が3分の2ぐらいの規模感になったから。
それを操縦するのは僕が1番うまいということですね。

固執する人もいますよね。

そうですね。

確かに。死ぬまで権限を持ってるイメージですね。

上がつっかえてるんだったら「自分でやる」という選択肢が取りやすい時代でもありますけど。

もうマスコミとかどうでもよくないですか。YoutubeやSNSがあるので。
独立、起業、創業しちゃえばいいのにって思いますけど。

それでいいんじゃないですか。

大阪万博とか見てるとそう思いますね。税金の無駄遣いというか。
最悪のリーダーシップだと思います。

だけど一方で日本は安全な国でもありますよね。

アメリカみたいにドラスティックな社会になると、いろんなものが失われる。保守的な考え方も必要なんですよ。
バランスが大事ってことです。

なるほど。

僕はコムデックの社長を45歳で辞めようと思ってます。

今年40だから。あと5年あります。

今の時代に10年は長いと思うんですよ。
初代が15年ぐらい、先代が10年ぐらいなので僕は5年ぐらい？みたいな。

ムーアの法則みたいに経営者の賞味期限がどんどん短くなっていくと思います。
若くて優秀な人材がどんどん出てきますから。

40代ならいくらでも新しいことにチャレンジできます。
歳をとれば取るほどしんどくなっていきますよ。