はい。

結局そこでも時間を売ってるだけなんですよ。

先細ることは火を見るより明らかなんですけど。

「365日・24時間働けますか？」っていう伝説のCMが昔あったんですよね？

そこから「まだ脱却しきれていないんじゃないか」って気がします。

ありますね。

間違いなく、量は質に転嫁すると思います。
ただ、量は質に転嫁するんだけど、ウンコはどれだけ量を重ねても宝石にはならない。

まずは方向性が合っているかどうか。
一度市場に出してみるとか、先輩に相談するとか。そういうのが昔より重要になってきてる。

「自分で1回考えてやってみろ」ってのはリスクが高い。なぜかというと選択肢が多すぎるから。

いまどきの優秀な人間って、ゼロイチをやる人間ではないと思う。

「目の前の使える素材」と「自分でゼロイチができる才能」とを天秤にかけて、先人の知恵やデータベースから答えを導きだす。

そう思います。車輪の再発明をしない人間のほうが圧倒的に優秀。

そう思います。その上で、仕事の量をこなすのがいいかどうか。

24時間を余すことなく使うのはいいと思う。だけど同じことばかりやるのはヤバい。

たとえば動画編集みたいな仕事があったとき、「会社でそれをやってます。副業で他の会社からも受けてます」「1日18時間動画編集して月100万円稼いでます」みたいな。

非常にリスクがあるよね、先がないよね、という話です。人に限らず会社も。

そういうことですね。それ自体がどんどんコモディティ化していきますし、自動化していくので。

自分で動画編集をするのではなく、AIに編集させることに自分の時間をピボットするとか。その次に来るであろう普遍的なものに自分の時間をBETする。

動画編集で稼げるのなんて一時のブームだと思う。

そういうことです。

報われないでしょう。

毎日素振りをするとしても、すごく短い時間で「正しいフォーム」を意識してやってると思います。

努力せずに成功することはないと思うんです。けど無駄な努力はいくらでも省けるし省くべきだと思う。

そうですね。

スキルアップで他者との違いを作って、「1日2時間働けば十分稼げる生活」が理想的ですよ。
難しいけどそういうサービス設計を考えるべき。

だから残業して稼ぐ発想になっちゃうんです。けどそれだと、どこかで必ず行き詰まります。

どう考えてもそれしかないですよ。

それが自己投資というやつです。

社内研修でスキルアップする時間も給料をもらえたりするから。

だけど会社としたら教育しないわけにもいかないし。

だから、どんどん格差が広がるんです。
起業家や投資家って、みんなそういうマインドじゃないですか。

イレギュラーを増やすことですね。

社員って基本的には会社で指示されたことをやっていくじゃないですか。

みんなそれがレギュラーになってしまう。気づいたときには稼ぐためにレギュラーの時間を延ばすという選択になってる。

そう。でもレギュラーな仕事はコモディティ化で単価が下がっていくんです。
なのでまずレギュラーを減らしましょう。イレギュラーを増やしましょう。

違う時間の過ごし方をすることですね。
インプットを変える以外にアウトプットを変える方法はないですよ。