先入観に縛られずチャレンジ!
サントリーさんが面白い取り組みをやっていまして。
商談に来たお客さんとか、社員食堂とかでノンアルビールを出しているそうです。
いいじゃないですか。
いいんですかね。ノンアルとはいえビールですよ。仕事中に飲んでいいのかどうか。
ぜんぜん問題ないでしょ。
お客さんびっくりしませんか?
商談の時に「コーヒーにしますか?お茶にしますか?ノンアルビールにしますか?」みたいになるんですよ。
いいじゃないですか(笑)
社会常識的にどうなんでしょう。
仕事中に酒飲んだらダメだと思うんですけど。ノンアルビールはオッケーでしょうか。
全然オッケーでしょう。飲んでも判断にまったく影響がないんだから。
「常識に縛られない会社」というプラス面がある反面、「非常識な会社」と思う人もいそうな気がします。
時間の問題じゃないですか。20年前はパーカーで出社する人なんて、いなかったじゃないですか。
確かにいなかったですね。暑い日にネクタイを緩めただけで怒られました(笑)
それに近いものになると思います。業務に差し支えなければ別にビールを飲んだっていいわけで。
コムデックさんはいいんですか?
ウチはイベントで普通にビールも出してます。それで商談がうまくいくなら全く問題ない。
まあ海外では普通ですもんね。ランチでワイン飲みながら打ち合わせとか。
問題は日本人があまり酒に強くないってこと。だからそこは人によるでしょうね。
ノンアルビールだったら全く問題ないと。
全く問題ないですね。サントリーの場合はノンアルビールを普及させるための戦略でしょうけど。
そうですよ。普通の会社でノンアルビールを出すのはさすがにまだ抵抗がありますよ。
ありますかね。
ノンアルとはいえ気が緩むじゃないですか。それで生産性が下がったり。
逆にノンアルを飲むことによって「早くビールが飲みたい」
「無駄な残業なくして早く帰って乾杯しに行こうぜ」みたいになるかも。
超ポジティブな発想ですね(笑)
ノンアルビールを「仕事中に飲んじゃいけない」なんて、「仕事はスーツでやらなくちゃいけない」
って常識に縛られてるのと変わらないです。ただのビール風飲料ですから。
とはいえビールですからね。カテゴリーとしては。
もし名前が違ったらどうですか。だってレッドブルはいいわけでしょ
名前が違ったら・・・オッケーかもしれませんね。オロナミンCだって多少はアルコールが入っているし。
常識に囚われすぎなんですよ。
ノンアルビールを飲んで車を運転するのは法律で認められていますからね。
そりゃそうですよ。それで車に乗れないのは非科学的ですよ。
サントリーの取り組みは正しいってことですね。リスクもありそうですけど。
先入観に縛られずどんどんチャレンジして行かないと。
大きな会社だからこそ常識に縛られない戦略が必要な時代ですよ。
確かにそうですね。
若い人はどんどんお酒を飲まなくなってるじゃないですか。
飲まない人が増えてます。
そこに切り込んでいきたいんでしょう。
酒のメーカーではなく「ちょっとリラックスできる飲料のメーカー」に変えていきたい。うまい戦略ですよ。
なるほど。
ハイボールもサントリーが流行らせたじゃないですか。
乾杯市場、宴会市場ではビールが当たり前だったのに、今はハイボールもデフォルトですよね。
確かに。1杯目からハイボールを頼む人は多いです
アサヒやキリンにビールで勝てないから土俵を変えたんでしょう。ビールというパイの取り合いをやめて。
ビールで勝つ必要はないと。すごい戦略ですね。
会議の飲み物もコーヒーだと勝てないじゃないですか。
そのパイを新しいツールで切り開こうとしてる気がします。
なるほど。
乾杯でのハイボールが当たり前になったように、会議や商談でのノンアルビールを当たり前にしていくと。
3年後にそうなっていても僕は驚かないですね。