今ほんと人不足で大変でして。

社員を食事に連れ歩いたりするのが、社長の楽しみでもあったじゃないですか。

そもそも社員を雇うことがすごく贅沢なことになっていて。
下手すると銀座で遊ぶより社員を連れて遊ぶ方が高いわけですよ。

冗談じゃなく本当にそうなんですよ。社員はもう贅沢品。
社長の気まぐれや好みで採用できる時代じゃない。

昔はたくさん社員を抱えてる社長が「凄い！」「偉い！」って言われたんですけど。

だけど今は「いかに少なくするか」に社長の能力が問われている気がして。

同じ3億でも50人でやるか15人でやるかで利益が全然違う。

1人当たりの営業利益ってことですか。

サスティナビリティですか。

あまりに属人化されてたら難しいですよね。一人抜けたら終わってしまうとか。

誰が抜けてもビジネスは回っていくと。

理想は「永続性のある最低人数」ということですね。

社長は寂しくなりますね。朝礼の人数も少なくなるし。

朝礼が好きな社長さん多いんですよ。
若い社員が目をキラキラ輝かせて聞いてくれたり。食事に誘っても喜んでついてきてくれて。

いやいや。生田さんはいらないでしょうけど、そういうのが大好きな人もいるんですよ。

銀座じゃダメなんです。会社を愛していて社長を尊敬してる社員じゃないと。

いやいや。
お金を払ってちやほやされるんじゃなく、「社長のことが好き」と言ってくれる社員に囲まれたい。

そう思ってない社長がいっぱいいるんです。社員を信じてるんです。

そうなんですよ。「うちの社員って俺のこと大好きなんだよね」って。心から信じてるから。

社員さんと2人になった時に聞くと「大変なんです」って言ってますね（笑）

社長って無駄遣いが嫌いなはずなのに、必ず無駄な社員を抱えてるんです。
共通してるのは社長が可愛がってる社員だってこと。

おっしゃる通りです。