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Conversation対談

2023.10.09

第38話『まずはkintoneを極めろ!』

テーマ「デジタル化の次に来るもの」

会社を進化させる羅針盤

  • 安田

    私の周りにはSalesforceを使って業務効率化してる中小企業が多いんですけど。

  • はい。たくさんいます。

    生田
  • 安田

    なぜ生田さんはkintoneに特化してるんですか?

  • やっぱり値段ですよ。salesforceの10分の1ですから。

    生田
  • 安田

    そんなに違うんですか?

  • その代わりにsalesforceの方ができることは多いです。

    生田
  • 安田

    つまりkintoneにはない機能を使いたい人がsalesforceを使っていると。

  • それが必ずしもそうではないんですよ。

    生田
  • 安田

    じゃあなぜ10倍もするシステムを使ってるんですか?ただ知らないだけ?

  • それは大きいですね。あとは切り替え。もうsalesforceでやってしまってるから。

    生田
  • 安田

    もったいないですね。

  • ポジショントークになってしまいますけど、多くの中小企業は正直kintoneで十分です。

    生田
  • 安田

    kintoneのテレビCMを見てると「excelの便利な使い方」にしか見えないんですけど。

  • そうです。エクセルの上位互換。説明するとその一言で終わってしまいます。

    生田
  • 安田

    それだけでいろんな課題が解決できるんですか。

  • 中小企業はこれで十分ですね。
    仕事をするために必要な情報は全部kintoneに入れてしまう。kintoneを見ればなんでも分かる。

    生田
  • 安田

    たとえばどんな情報ですか?

  • 顧客管理、案件管理、いわゆるSFA、CRMっていうものは、もうkintoneで余裕で出来ちゃいます。

    生田
  • 安田

    じゃあsalesforceと変わらないですよね。

  • 変わらないです。

    生田
  • 安田

    だったらコストが10分の1のkintoneで十分だと。

  • あとsalesforceはアメリカの会社なので。外国人が見やすいような画面設計になってます。

    生田
  • 安田

    そうなんですか。

  • 慣れの問題だろうという人もいますけど、日本人にとって使い勝手は良くない。
    kintoneは安くて国内のメーカーなので日本の中小企業には一番使いやすいです。

    生田
  • 安田

    kintonenは日本でしか流通していないシステムなんですか。

  • ほとんどのユーザーは日本企業です。だから日本人に使いやすいように設計できる。
    少なくともsaleseforceより馴染みやすいです。

    生田
  • 安田

    顧客管理以外にはどんなことができるんですか。

  • 在庫管理や入金の管理もできます。
    コムデックで1番使っているのは、オウンドメディアからの問い合わせに対するインサイドセールス管理。
    それから営業管理。受注した後のサービス提供管理。お客様との契約期間の管理。提供しているクラウドサービスの管理。

    生田
  • 安田

    凄いですね。それを全部kintoneでやっちゃうわけですか。

  • そうです。
    お客様とコムデックの間に起こる「ありとあらゆること」をkintoneだけで管理してます。

    生田
  • 安田

    顧客が1年で何社離脱したとか、すぐ出てくるんですか。

  • 一瞬で出てきます。

    生田
  • 安田

    離脱した理由も出てくるんですか。

  • はい。離脱理由の1位はこれで2位はこれでって出てくる。

    生田
  • 安田

    凄いですね。対策も立てやすい。

  • その情報を元に「自分たちはこういうお客様をターゲットとした方がいいよね」「こういうお客様はあらかじめお断りしましょう」みたいな戦略立案ができます。

    生田
  • 安田

    そこまでサポートするんですか。

  • はい。
    会社を進化させる羅針盤としてkintoneは機能しますし、組織能力を高めるためのスタッフ教育とか、スタッフの評価とか、給与管理もkintoneでサポートします。

    生田
  • 安田

    羅針盤というのは具体的にどのような使い方ですか?

  • 「問い合わせがたくさん来るけど契約率が低い」という場合は「提案の仕方が悪いのか」「集客しているお客さんがズレているのか」みたいなことを分析していくわけです。
    【集客に関するサービスについてはこちら】

    生田
  • 安田

    なるほど。
    最も生産性の上がるやり方を見つけ出して、それを社員が実行したら報酬が増えていくように、設計しておくわけですね。

  • 今の時代はそこまでやることが必須です。
    人の記憶を頼りに戦略を立てている中小企業はこの先厳しいと思います。

    生田
  • 安田

    ちなみにkintoneは月いくらぐらいのコストで使えるんですか?

  • 月7,500円からですね。これで5人まで使えます。1人1,500円ですね。

    生田
  • 安田

    めっちゃ安いです。

  • 料金は払っていてもkintonenを使いこなせていない会社もたくさんあります。
    ちゃんと使えば経営戦略が根底から変わりますよ。

    生田

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