実績
RESULT
コムデックの伴走支援は、「一緒に成長してける、将来一緒にやっていけそう」という実感がありました。
社会保険労務士法人とうかいさま
掲載日 | 2024.03.15 |
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導入ソフト | kintone |
利用規模 | 1〜49人 |
業種 | 社会保険労務士 |
地域 | 愛知県 |
HP | https://www.tokai-sr.jp/ |
社会保険労務士法人とうかい
愛知県名古屋市の名古屋駅ほど近くにオフィスを構える社会保険労務士法人とうかいさまは、積極的なIT活用により全国に300社以上の顧問先をお持ちの社会保険労務士事務所です。
働き方改革に関するセミナー等も開催しており、高い専門性で日々顧問先企業さまの成長を支援しておられます。
目的 | ・kintone環境のブラッシュアップ ・社内ルールの整備 ・顧問先への提供価値の向上 |
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課題 | ・当時依頼していたベンダーに不満があった ・社内情報の管理にしか使えておらず、kintone外で管理している情報も多かった ・社内の運用ルールが定まっていない部分が多かった ・社労士事務所は、工数やタスクの管理コストが高く、時間がかかる |
効果 | ・タスク作成の自動化や生産性分析ができるようになった ・顧問先様向けのポータルを作ることで、顧客体験価値も上がった ・小さな時間削減を積み重ねることで、あいた時間を顧客対応に再投資できるようになった |
デジタル化(置き換え)は自分たちでもできるが、DXはなかなか考え付かない。そこを能動的に補ってくれるのがコムデックですね。
お話を伺った方:代表 久野 勝也 様
他のベンダーに依頼もしていたが、能動的な提案が無くあくまで「保守」。「伴走」ではなかった。
事業内容
当社は名古屋駅のすぐ近くにオフィスを構える社会保険労務士法人です。チャットやzoomを活用した速いレスポンスを心掛けており、顧問先は全国各地に広がって現在300を超えました。
クラウド労務管理システムを使った業務の効率化も積極的に進めているのが特徴ですね。
顧問先様の労務管理をサポートするだけではなく、会社の成長や時代の流れに合わせた提案を積極的におこなうことにこだわっていて、働き方改革に関するセミナーを開催するなど、顧問先様の成長もサポートしています。
kintone活用の目的と当時の課題
当社ではかなり早い時期からkintoneを導入し、一部はベンダーに依頼しながらアプリ作成にもトライしていました。
当時は社内情報の管理メインで使っていたものの、kintone以外で管理している情報がまだ多い状況で運用ルールも定まっていなくて……他のベンダーさんに依頼している部分もあったものの、そこはどちらかというと『保守』がメインでした。イマイチkintoneを活かしきれているという実感がなく、kintoneの標準機能やプラグインによる拡張で、どこまでのことができるかというのもわかってなかったですね。
kintoneを上手く活用できる環境を整えられたら、さらに効率化できるんじゃないか、という課題がずっとありました。
社会保険労務士法人とうかいさまのkintone活用とその効果について詳しくはこちらの記事でご紹介しています!
社労士でkintone活用!タスク作成の自動化、見える化で作業時間大幅短縮|社会保険労務士法人とうかいさまのアプリ開発事例
実際にオフィスを見て、担当者個人ではなく、組織として支援してくれそうだと感じたのが決め手でした。
kintone活用のパートナーとしてコムデックを選んだ理由を教えてください
2019年、名古屋商工会議所の働き方改革セミナーで私が話をした際に、食い入るように聞いている人がいて(笑)…それがコムデック前社長の樋口さんでした。
コムデックさんが毎年6月に開催している「IT活用戦略セミナー」に登壇してくれないかという打診から関係が始まり、その中でコムデックさんがkintone支援にも力を入れていることを知りました。それがちょうど、元々依頼していたベンダーさんから変えようかと考えていたタイミングで。
当時のベンダーさんが保守メインだったということもあり、できれば特定の担当者だけが職人的にkintoneのサポートをされている会社より、組織全体でkintoneをより良くするためのサポートを展開しているところにお願いしたかったんです。話を伺ったり、HPを拝見したりする中で、コムデックさんはかなり組織的に、会社全体でkintone活用をサポートしてくれそう、という印象を受けました。
あとは、コムデックさんのオフィスにお邪魔した時に、社内の雰囲気がよかったこと、オフィスづくりに気を配っている様子などから、ポッと出のベンチャーではできない、地に足を付けた経営を感じて安心できたことが決め手になりましたね。
自社のIT活用成功の秘訣はなんですか?
IT活用に関して毎月コツコツ投資をし、常に少しずつ変えていくことですね。一気に大きく変えようとしても、従業員たちはなかなかついてこられないので……。IT活用することにより、お客様へ還元できる価値に繋がる、自分たちの生産性向上にも繋がるということを日々従業員に伝えてそれを当たり前にするのが成功の秘訣じゃないかなと思っています。
一方で、IT活用は「組織としてやり切れるか」が重要なので、従業員がきちんと使えるように環境を整えることが大切だと考えています。
コムデックさんの作ってくれるkintoneアプリや構成は、とにかくシンプルでわかりやすい!現場でも使いやすいように構築されています。私たちはある程度デジタルに親和性が高いこともあって、現場に入れたら説明無しでも運用スタートできるくらいです。だから、従業員たちも使い続けられるし、定着させられるんだと思います。
kintoneで実現したいことを高いレベルで構築してくれるのは大前提。そこからさらに、会社の成長に繋がる拡張性があるところがメリットですね。
コムデックの伴走支援は御社にとってどのようなメリットがありましたか?
当たり前ですが大きな点として、高いレベルの支援が受けられているな、と。ちょっと難しいことでもお願いしたことはきちんと実現してもらえました。
あとはスピードが速いのもありがたいですね。打ち合わせしたその場でサッと作ってくれたり……他社さんだと、打ち合わせをしたけれど出来上がりが遅かったり、納期が不安定だったりというのが少なくないんです。コムデックさんはめちゃくちゃ速いですよね。そのおかげで、どんどん改善のPDCAが回せるから効率よく進めていくことができました。
また、これはkintoneに限った話ではありませんが、コムデックさんはDXに関する引き出しが多いと感じています。
当社のようにある程度ITを活用している企業なら、アナログをデジタルに置き換えることは自分たちでもできます。
ただ、DXとなると簡単ではなくて。コムデックさんはやはりプロで、そういった引き出しが多く、他社さんの事例なども見せていただきながら検討ができました。デジタル化するだけではなく、会社の成長に繋がる、拡張性のある伴走支援だな、と思いますね。
佐田&徳田の担当チームの支援で印象的なのはどんなところでしたか?
打ち合わせの準備をしっかりしてきてくれて、冒頭に前回のまとめやふり返りからはじまることが、忙しい業務の合間の打ち合わせだからこそありがたかったです。
打ち合わせ以外でも、日々困ったことや思ったことをチャットに送っておくと、簡単なことならすぐに解決してチャット上で報告してくれたり、ちょっと込み入ったものでも次の打ち合わせには改善策や提案をいただけて。非常に効率的だし、こちらのことを真剣に考えてきてくれているという姿勢が嬉しくもありました。
また、レスポンスが速く、常に勉強してるな、という部分は刺激にもなります。
成長している組織の方なので頭打ち感もなく、信頼して任せられました。すべて任せきりではなく、コンサル的な進め方でやっていただいて、当社のメンバー側の満足度は高いです。
社労士に特化しているわけではないのに、こちらの課題に対する理解が早く、「効果を出すこと」に重きを置いていることがわかるのが他社との違いだと思います。
コムデックに依頼してよかったポイントや、他社との違いはどんなところだと思いますか。
私たちがこだわっているのは、IT活用によって社内業務が楽になることはもちろんですが、どちらかというとお客様に貢献できること、お客様の体験価値を上げること、なんです。
士業事務所は、書類作成や書類期日の管理といった管理コストがとにかく大きくて。お客様のためにやっているけれど、お客様には見えづらい部分なんですよね。これをいかに小さくして、お客様のために動けるかというところが重要になってきます。
ひとつは5分10分といった小さいことでも、そういったものを効率化したり、漏れを防いだりするアプリや設定を付けてもらったことで、削減できた時間をお客様のために使えるようになりました。
~管理業務の効率化!いかに早く正確なカンバンを作るか、を実現した様子はこちらの記事で紹介中~
社労士でkintone活用!顧問先ごとに異なる手続きを自動作成、仕事の抜け漏れゼロへ!
また、作っていただいた顧問先向けのマイページのメリットも大きかったです。
書類ひとつでも未達だとお客様はこちらに問い合わせされますが、問い合わせすること自体が負担になりますよね。でもマイページがあれば、お客様が気になった時に自分で見られて、手続きが進んでいることやこれまでの履歴を確認できるというのがよかったです。
レイアウトなんかはまだまだブラッシュアップが必要な部分ですが、社内の効率化だけではなく、お客様に新たな価値提供ができたのは大きかったと思っています。
~お客様マイページ作成で体験価値向上!その開発詳細は以下の記事をご覧ください~
kViewerで情報共有!「ダッシュボードビュー」で顧問先の労務管理プラットフォーム構築
フォームブリッジでkintone×WEBフォームを作成、自動連携で対応抜け漏れなし!
こんなふうに、コムデックさんは士業に特化した支援をされているわけではないのに、状況を話すだけで課題をパッと把握してくれましたし、理解もとても速くて。課題解決のレベルが高い会社だからでしょうね。
あとは、コムデックさんはツール(アカウント)を売るだけではなく、それを使って効果を出すことに重きを置いている、ということも大きな信頼感に繋がりました。伴走してくれるコムデックさんと一緒に成長していける、将来一緒にやっていけそうだ、と感じています。
~業務の採算性を知る!時間管理も効率化!生産性見える化の仕組みづくりはこちらから~
kintoneで工数管理!日報から作業工数
~社会保険労務士法人とうかい様とのセミナー共同開催も実現しています~
サイボウズ×船井総研×コムデック 社労士向けkintone活用セミナーを自動集計
コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか。
「自社を成長させたい」と考えている企業すべてですね。
逆を言うと、「とりあえずITツールを入れたい」「少しだけ改善したい」会社には合わないというか、効果を感じにくいと思います。
生産性アップや業務効率化などのノウハウをたくさん持っているので、自分の会社のIT部門になってもらって売上アップしたい、成果を出したい、くらいの企業さんがよさそうです。投資した分、しっかり返ってきています!(笑)
小さな時間削減を積み重ねて、お客様に向き合う時間を増やしていきたいですね。
今後はコムデックとどのような課題を解決して、どのような会社にしていきたいですか?
これまでのkintone活用で、業務に関する一通りのツール作成は完了しました。社員数も増えてきましたし、今後は小さい時間の削減をもっと積み重ねて、お客様のために使う時間をより増やしていきたいです。
また、新しいことに取り組むだけではなく、コムデックさんと一緒にこれまで構築してきたものを含めて、今あるツールを見直してもっとブラッシュアップしていこうと考えています。
担当者より
社会保険労務士法人とうかい様は、支援開始時点でkintone導入済みで運用がはじまっていました。
そのため、すでに運用が始まっているアプリや仕組みへの影響に配慮した構築やプラグイン導入を意識しました。
伴走支援がはじまった段階で、社内では業務フローが整理されて管理が行き届き、データ登録・管理がすでに仕組化されていて、業務に関するものはできるだけ仕組化していこうという風土を感じました。
仕組化できているからこそ複雑になってブラックボックスになってしまわないよう、「シンプル」かつ「統一された思想」で構築していくことをキーワードとして対面開発を進めさせていただきました。
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