実績
RESULT
いい意味でユーザー感覚があるから、自分たちが使って本当によかったものを提案してくれる。スピーディな対応に社内もついていけたことで、最高益を更新できました。
中勢製氷冷蔵株式会社さま
導入ソフト | kintone、LINE WORKS、コムデック販売管理 |
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利用規模 | 1〜49人 |
業種 | 製造業 |
地域 | 三重県 |
中勢製氷冷蔵株式会社
三重県津市の本社をはじめ、あのつ台に工場、京都府京都市に西京営業所という3拠点で事業を展開する製造業の企業さまです。顧客の要望に合わせて、1日あたり112.8トンの氷を製造・販売されています。
kintone hiveにも出場される等、業務改善やIT活用に積極的に取り組まれています。
目的 | ・コロナが明けたときに回りに差をつけたい ・社内の情報共有をもっと効率化したい ・これらをスピード感もってやっていきたい |
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課題 | ・業務改善が思ったスピードで進められない ・情報共有がいまいち(情報共有するだけなのに、人の判断が入るのが嫌) ・様々な集計業務が面倒 |
効果 | ・社内にスピード耐性がついた ・売上がコロナ前含めて最高益 ・担当がkintone使えるようになった ・現場の無駄な時間が無くなった → 判断する時間に転嫁できた ※情報共有するのに考える時間 集計する時間 |
現状維持より失敗しても一歩進むことが大切。自社が実現したいことに即対応してくれるのがコムデック。
お話を伺った方:代表取締役 長野 浩也様
コロナ禍中に周りと差をつける準備をしたい!そのためには情報共有の効率化が必須
事業内容
当社は創業から75年以上にわたって製氷や各種加工氷の製造・販売事業を展開してきました。三重県最大規模の製造能力を誇り、県内はもちろん、関西・中部地方の店舗やイベントなどへ品質の高い氷を供給しております。
当社が目指すのは「継続して地域に貢献できる製氷メーカー」です。積極的に設備投資を行うことで従業員の安全確保や負担軽減を実現しているほか、従業員それぞれが好奇心と責任感を持って業務に取り組める環境整備や育成にも力を入れています。令和3年には、健康経営優良法人の認定やFSSC22000認証、国際的な食品衛生管理規格であるHACCP認証を受けました。
kintone活用の目的と当時の課題
新型コロナの影響でイベントが軒並み開催できなくなり、需要が激減したことで当社もかなりの影響を受けました。しかしそこで腐らず、その分空いた時間で社内の改善を進めたいと考えたものの、業務改革が思うようなスピードで進まないことが課題でした。
私は「情報は幹部だけではなく社内の全員に知っておいてもらいたい」という考えなのですが、「情報共有のタイムラグ」「共有時に休んだ人がいる際の配慮、対応」などが常にあり、社内で情報を共有する際に時間と手間がかかっていました。とはいえ、全員を集めて会議をするとなると日程調整や資料作成にも時間がかかりますし、どう設定しても誰かが不在となることは避けられず、もどかしさがありました。
業績向上に向けた改革のスピードを上げていく、そして、そのためにも欠かせない社内の情報共有円滑化を進めていくために、kintone導入を決めました。
対面開発の「とりあえずやってみよう」精神が自社の性質にマッチ。
コムデックを選んだ理由を教えてください
コムデックさんとのお付き合いの決め手は「対面開発」ですね。
当社が抱えていた問題や挑戦したいことについて、別の大手ベンダーさんにも相談はしていました。ただ、そちらはなかなかテンポよく進まないことがもどかしくて。どうしようかと悩んでいた時に紹介されたのが、コムデックさんです。
コムデックさんとの対面開発で私が「こういう風にしたいんだよね」と話すと、その場でパパッとkintoneのアプリを作ったり事例を出したりしてくれて、「こういう感じですか?」と具体的なイメージが出てきます。
そのスピードにとても驚いたし、嬉しかった。実際のイメージが湧きやすいし、次のことも考えられますから。
要件を定義して費用をかけて開発して……という従来のやりかたではなく、「とりあえずやってみよう」「作ってみて変えていこう」というスタンスが、私に合っていたんだと思います。
じっくり話し込んだり、要件定義してからシステム構築、ではないことへの不安はなかったですね。
もし失敗しても、まず一歩進めることが大事だと私は考えています。失敗は無駄ではなく、それで見えることがありますから。行動してみて、ダメなら手を引けばいいんです。その方が楽しいし、結果うまくいくことも多いですよ。
IT活用の効果はどのようなところで実感されていますか?
当社は新型コロナの影響で売上を落としましたがすぐにkintoneをはじめとするIT活用を始めて、2022年、2023年とコロナ前2019年の売上を超えることができました。特に2023年は、2019年に達成した過去最高売上の1.5倍を達成できたんです。
これは、コムデックさんに導入してもらったLINE WORKSやkintoneの導入が無ければ実現できていなかったと思います。いずれは達成できたとしても、もっと時間が掛かっていたでしょう。
こちらのやりたいことや課題に対するコムデックさんからの提案でLINE WORKSとkintoneを導入し、実際に社内のさまざまなことのスピードがアップしています。
従業員は仕事の速さに慣れ、顧客に対しても速い対応ができるようになりました。それによって掴めた仕事があると実感しています。スピードアップできる仕組みを作れたというだけでなく、従業員がITツールを使いこなし、速さに対応できる力を付けていったことで、急なニーズの増加にも対応できたんだと考えています。
▼kintone活用で会議時間1/5に!リアルタイムな情報共有と業務効率化を実現した導入ステップとは?
リアクションが早く、いい意味で「中途半端」で納品してくれるからどんどん改善していける。
コムデックの伴走支援は御社にとってどのようなメリットがありましたか?
こちらの目標や目的に合わせたコムデックさんからの提案のすごさ、的確さを実感するのは後から、ということも実は多くて。開発当初にはそこまでピンとこなかったもの、例えばkintoneのダッシュボード(生産状況や在庫状況を一画面で見られるようにしたもの)なんかがそうですが、今では当社でkintoneダッシュボードのない状態は考えられません。
コムデックさんの伴走により、急激な伸びに対応できる仕組みや組織力アップ、スピード感が得られたことは大きなメリットと言えます。
▼kintoneと基幹システムを連携して生産管理・在庫管理を効率化!生産状況の見える化も実現|製造業 中勢製氷冷蔵株式会社さまのアプリ開発事例
また、人事評価をkintoneで仕組化できたことも大きかったです。
従業員の頑張りって、今は自らいかにアピールするかも大切な時代になっていますよね。それを従業員側が伝えやすく、上司もキャッチしやすい、評価しやすい仕組みを構築してもらったことは、社内の意欲向上にも大きく寄与しています。
▼kintoneによる活動状況の見える化で人事評価を正確に!|製造業 中勢製氷冷蔵株式会社さまのアプリ開発事例
担当チームの支援で印象的なのはどんなところでしたか?
西道さんも島上さんも、チャレンジ精神があってリアクションや対応スピードが速いな、と感じています。
打ち合わせで気になる点を話せば、他のベンダーさんだと持って帰って検討しますね、と数週間後になることも少なくないところを、「わかりました。ちょっと変えてみますね。」と目の前で修正して見せてくれて。
しっかり出来上がってから、ではなく、いい意味でとりあえず中途半端なものを見せたり、出したりしてくれる。そこからブラッシュアップしていく、という形ですから、こちらの意見も出しながら一緒に走っていけて、数週間で完成形まで持っていくことができます。
コムデックさんには「とりあえずやってみよう」というチャレンジを良しとする社風があるんでしょうし、生田社長の考えがしっかりと共有され、社内で浸透しているんだな、と感じました。
「儲かるから売る」ではなく「使ってみて良かったから提案する」ところがコムデックの強み
コムデックに依頼してよかったポイントや、他社との違いはどんなところだと思いますか。
何度も言っていますが、やはりスピードの速さですね。このスピードの速さを実現できるのは広い知見を持っているからこそで、いい塩梅の見切り発車ができています。
また、好奇心が強く、その好奇心を具現化する力も持っているな、と思っています。
コムデックさんは、ユーザー感覚を持つ技術者集団なんですよ。
そもそもコムデックさん自身が、いろいろなことを試したり挑戦したりしている。儲けメインでシステムやアカウントを売るのではなく、自分たちが使った上で良かったもの、本当に当社に合うと思ったものを勧めてくれる。
「失敗をしない」ために頭を使う人が多い中、コムデックさんは冒険心も含め、「こうしてみたらどうでしょう、やってみましょう」という提案をしてくれるので、こちらもワクワクするんです。これらは他社とは違うし、大きな強みだと思います。
▼kintone×販売生産管理システム連携で在庫・仕入管理を効率化
コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか。
こういうことをしたいんだけど、何かないかな?という投げかけ、考えがある企業はコムデックさんと合うと思います。ある程度目的や目標があり、そのためにやりたいこと、実現したいことがたくさんあって、それを一緒にやってくれるパートナーが欲しい、という企業さんにおすすめです。
スピード感や判断力のある企業だと、より合うでしょうね。
どんどん自動化して組織力をあげていきたい。そうすれば売り上げは自ずとついてくる。
今後はコムデックとどのような課題を解決して、どのような会社にしていきたいですか?
まず取り組みたいことは、給与計算の効率化です。これは現状の業務負担が大きいため、早々に着手したいです。
その先は、業務の更なる自動化を図ることですね。
例えば、取引先からFAXが届いたら、その内容を元に自動で発注されて販売管理に登録される、そして運送会社への連絡も自動でおこなわれて…など、RPA(Robotic Process Automation)などを活用し、人がおこなっている作業をいかに自動化・システム化できるかを検討していけたらな、と。
人がおこなっていることを可能な限り自動化し、余裕の出た部分で課題出し・情報共有・対応力などの組織力を上げていくことができれば、売上は更に上がっていくと考えています。
サービス力が今以上に上がり、もっと付加価値を感じていただければ、同じ価格や少しの価格差なら当社を選んでいただけるようになるでしょうから。
担当者より
社長とお話した第一印象は「社内の情報共有や業務の効率化に大変意欲的な方」でした。
支援がスタートしたのは新型コロナの影響が色濃い時期でしたが、「今は成長のための準備期間。ここでしっかりと組織体制を整えて、来るべき時が来たらしっかり成長できるようにする」という言葉も強く記憶に残っています。
実際に、コロナ明けが本格的となった2023年には過去最高売上を大きく更新され、そこに弊社が構築してきた仕組みが役立っているとおっしゃってくださったこと、大変嬉しく思います。
まだまだ解決すべき課題がありますが、ひとつずつ伴走しながら解決していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします!
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