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第2話 2014年までのコムデック
※創業当時のコムデックの様子
コムデックは「伊勢からITで日本を元気にする」という想いで事業を行い、コアコンピタンスであるkintoneの構築・サポート・アドバイスにおいては、業界最高水準の品質と自負しており、それらを比較的若いメンバーで提供しています。
しかし、昔から今のようなコムデックだったわけではありません。今回は、コムデックが今のコムデックになる前、経営品質に出会う前のコムデックがどのような状態だったのかをお伝えします。
かつてのコムデックはなりゆき経営!?中小企業あるあるのオンパレード
今でこそ社内のメンバーだけではなく業務委託等外部の専門家ともうまく連携し、ノンコア業務に関しても積極的にチャレンジしつつ、Youtubeやオウンドメディアに外部の専門家と一緒に取り組んでいるコムデックですが、経営品質と出会った約10年前は、現在やっているkintoneの事業やITに関する情報発信はかけらもありませんでした。
当時は伊勢や松阪を中心として地元密着で中小企業に必要な基幹システムをオーダーメイドで作ったり、サーバー・ネットワークの構築を行ったり、PCを販売したりと、ITに関することをシステムとハード両方提供するというコンセプトで事業をやっていたため、情報発信の必要性をあまり認識していなかったのです。
既存のお客様に同じ価値を提供し続けることを中心に事業を運営していたため、「お客様が自分たちに何を求めているのか?」「求められている価値は何か?」を考えたこともなければ、組織能力を培おうという意識も持っていませんでした。
中小企業あるあるだと思いますが、会社を伸ばしていく、経営していくにあたっての戦略や戦術もなかったのです。
とは言えコムデックは『三重県伊勢市』で事業をしていたため、観光業が盛んで日本の地方の中では活気のある街であることが非常にラッキーでした。
20年に一度『式年遷宮』という大きな行事があるため、その時期は瞬間的に地域の産業も潤います。観光業ではないコムデックもその恩恵を大いに受けていたのです。
そんな『日本人の心の故郷』と言っていい場所で事業をやっていたので、特に戦略や戦術をシビアに考えて経営と向き合わなくても、格段儲かったり成長はしないものの仕事は切れることなく、創業した1999年から前回の式年遷宮が行われた2013年くらいまではゆるやかに成長しながら事業をやっていました。これが、経営品質と出会う前のコムデックの状態でした。
そんな呑気な状況が一変するのは2014年。式年遷宮が2013年に終わり、コムデックに危機が訪れたのです。
コムデックに訪れた危機とは?そこからどうして経営品質に出会ったのかは次回解説させていただきます!
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