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Imadoki 2024年6月号が発行されました
Imadoki 2024年6月号が発行されました
三重県経営品質賞「優秀賞」& 経済産業省「DXセレクション 優良事例」 ダブル受賞!
4月 経済産業省「DXセレクション 優良事例」、5月三重県経営品質賞「 優秀賞」 と連続受賞しました!
樋口会長&生田社長のスーツ姿を見るのは何年振りか…という社員の声が聞こえてきそうですが、誉の場ですので二人ともそれぞれクローゼットの奥からスーツを引っ張り出して、表彰式に出させていただきました。
「自分たちがDXできてる!」って何を基準にお伝えしたらいいのか、実は未だによくわからないのですが、昨年取得した経済産業省「DX認定」に続いて、DXネタで申請した「三重県経営品質賞」、「DXセレクション2024」に選定されたことで、DXに積極的に取り組んでいる実感がようやくできてきました。
コムデックは良い会社作りに長年取り組んでおり、良い取り組みは皆さまとシェアして、世に広めていきたいと常々考えています。
Imadoki だけでなく、コムデックラボやYoutube「 kintone芸人」「生田社長チャンネル」など情報発信を引続き行っております。
2024年は新たにkintone上に構築された会員サイトの運用も始まり、更に情報提供を増やしていく予定となっています。
お客様のDX化のお役に立ちたい!想いを胸にコムデックは、まだまだ進化をつづけていきます!
IT活用戦略セミナーまでいよいよ1カ月を切りました、皆様にお会いできるのを楽しみにしています♪ 一緒に釣りに行きましょう!
コムデック 取締役会長 樋口雅寿
登壇者長島様より寄稿「二〇二四年の時流」
IT活用戦略セミナーの名物登壇者といえば、IT活用戦略セミナー開催数7回のうち実に6回に登壇されている、眼から鱗代表 長島 淳治様。
日本最大手のコンサルティングファーム 船井総研のチーフコンサルタントとして活躍の後、独立され今なお多くの経営者の応援団として活躍されています。
セミナーの一部ネタバレとなるため恐縮なのですが、セミナーの予習として今年も無理をお願いして2024年の時流について寄稿いただきましたのぜご一読ください!
20年後にはほぼ全ての地域で水道料金が倍になる!?
衝撃的なニュースでした。
単一自治体で運営する水道事業の経営が、2046年度までに人口減少による料金収入減によって、値上げしないと立ち行かなくなるとの予測が発表されました。
値上げの平均は48%にもなると推計されており、生活インフラである水道も当たり前のように人口減少の影響を受けることが現実となってきました。
出生数は昨年80万人を割ったことで、衝撃とともに大きな注目を浴びました。
しかし今年はさらに減少が進みました。過去最小の75万人です。
そして15歳未満の子どもの人数は昨年より33万人減少しました。
こちらは43年連続の現象です。
また民間組織である「人口戦略会議」が、2050年までに20~39歳までの女性の人口が5割以上減少する「消滅可能性自治体」が744自治体に上ると発表しました。
これは水道事業の値上げよりもショッキングなニュースでした。
日本の世帯にも大きな変化が起きています。
平均世帯人数が2033年に2人を割って1.99人にまで減少すると厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が発表しました。
人口が減少し、子どもの人数は減少。
さらには平均世帯人数が2人を割り、消滅可能性自治体が4割になる。
日本は大きな変化の時代に突入しています。
人手不足への対応が成果に結びつかない時代
企業にも人手不足の影響が出始めています。
象徴的な出来事として、今年3月の引越しシーズンに、引越しの予約ができない人が続出したとニュースになりました。
これも人手不足が原因でした。
また居酒屋がアルバイト不足から、比較的働く人に人気で人手が確保しやすいカフェ業態へと転換するなど、人手を中心に経営を考える時代に入りました。
北海道では人手不足と資材費の高騰からホテルや商業施設の開業が遅れているというニュースがありました。
こうした事例は今後、北海道以外の地域でも発生すると考えられます。
仕事があっても人手がなく、対応できない企業がますます増えていきます。
企業としても人材獲得に向けた活動を強化しています。
初任給アップやベースアップを行うなど、待遇面の改善を急ピッチで進めています。
大手企業では8割、中堅・中小企業でも6割を超える企業でベースアップが実施されたというデータもあります。
さらに育児休暇の積極的な推進や休暇中の給与を100%補償する企業が登場するなど、働く人への配慮を続ける企業が増えています。
ところが、働く側の意識は、そんな企業側の努力とは相反する状況になっています。
2019年の働き方改革関連法案以降、働く人の意識が大きく変化しました。
東京商工会議所の調査よると、18年ぶりに転職希望者が「定年まで働く」の割合を上回りました。
4月以降に退職代行を利用して退職する人数も昨年よりも増えているというニュースもあり、会社を辞めることがネガティブな印象を受けない時代に入りました。
米の調査会社が「企業に貢献する意欲」について調査した結果、日本は世界と比較して最低水準を4年連続で更新したとのことです。
採用や定着のために企業側が様々な投資を行なっても、成果につながらない。
そんな不透明な時代に入っています。
デジタル化の功罪
人手不足への一つの解決策としてデジタル化が注目されています。
AI やロボットの普及。さらにはクラウドサービスなどのデジタルツールを活用した業務効率化の動きなど、多くの企業がデジタル化を進めています。
ただ、デジタルだけですべてが解決する訳ではないということも意識しておく必要があります。
米アマゾンが今年4月、レジなしスーパーから撤退するということを発表しました。
今後はスマートカートやセルフレジを導入し、レジなしで立ち去るだけのシステムは撤去されます。
またコンピュータ関連分野の権威ある学会であるACM(Association for ComputingMachinery)が車の自動運転について、「完全な自動運転は実現しない可能性がある」との警告を発表しました。
無人タクシーや無人トラックなどがニュースになっているものの、その実現への道のりは険しいようです。
さらに衝撃的なニュースもありました。
江崎グリコが基幹システムの障害から全冷蔵商品が出荷できない事態となりました。
売上で200億円の損失と推計されており、これから主幹ベンダーとの訴訟に発展するのではないかと取り沙汰されています。
人手不足の解決策として、デジタル化を検討することは間違いではありません。
ファミリーレストランでのロボット配膳の導入や回転寿司チェーン店での無人オペレーション店舗の展開など。
デジタル化が効果を発揮することは事実です。
ただ、デジタル化だけでは解決しない問題があるということも、認識しておく必要がります。
2024年は大きな破壊の年になる
昨年の寄稿で、2022年からの3年間は”破壊と創造”の3年間になるとお伝えしました。
2024年7月3日から新札が発行されます。
2024年1月から新NISAが始まり、貯蓄から投資への意識転換が始まりました。
歴史的な円安の中で、株価は一時的に過去最高を記録するなど、お金に関する様々な出来事が矢継ぎ早に起こっています。
断末魔の資本主義という言葉は、日本最大手のコンサルティングファームの創業者である舩井幸雄氏が著書の中で伝えたものです。
断末魔というのは死に際の叫びであり、私には今起きているお金に関わる変化は、資本主義の断末魔に感じます。
新興国が中心となっているBRICsが、新通貨を発行するということもニュースとなっています。
ドルを基軸通貨とした世界の秩序も、大きく変わる可能性があります。
経済に関する破壊と創造が起きれば、価値観も大きく変わると考えられます。
資本主義の行き着いた先は、金融資本家が支配する汗水流して働くことのない虚業の世界でした。
これはまさに、今だけ・お金だけ・自分だけのエゴの世界であり、大きな流れで見ると歪な世界です。
こうした世界が破壊され、新たな何かが創造されると予測します。
2024年は、あらゆる点で大きな変化が起きる年になると考えられます。
これから意識すべき大切なこと
2024年はさらに大きく人の価値観が変化する年になるでしょう。
お金が中心ではなくなる時代になるとしたら、それに代わることとは何でしょうか。
ここでは2つお伝えします。
信用でつながる
お金に代わるものの筆頭にあるのが”信用”です。
時流が大きく変化する中で、シンプルに誰から買うのかという比重が高くなっていきます。
これからは専門家の時代になると考えられます。
インフレ経済下で実質所得が減り続けている日本では、大切なお金をミスなく有効に使いたいという意識がより高くなります。
社長は自社が何の専門家であるのか。嘘なく発信し続けることが求められるようになります。
単純なものに回帰する
支払った以上の対価があったかどうか。分かり易く簡単に利用できて期待する効果を獲得できたかどうか。
顧客の判断軸は、より単純なものに戻っていきます。
先行き不透明な時代では、人の心理は不安になります。
いろいろな情報に振り回されることにストレスを感じ、より単純で分かり易いものを求めるようになります。
社長は自社の商品・サービスが複雑になっていないか。
効果が明確なのかを再点検する必要があります。
時流は大きく変化しています。
2024年は破壊と創造の最終年であり、大きな価値観の変化が起きる年になると考えています。
時流に意識を向け、それに柔軟に適応できるように準備を進めていきましょう。
IT活用戦略セミナー オプションツアー案内
「IT活用戦略セミナー2024」では、セミナー以外にも参加者の皆様にオプションツアーをご用意させていただいております。
せっかく伊勢に出張で来たのだから、もっと学びを深めたい、地域の魅力を知りたい方はぜひご参加ください。
また、仕事でセミナーに参加できないけれど、土日のオプションツアーには参加したいというお客様も大歓迎です。
詳細は、各QRコードからご確認ください。
各ツアー無料となりますが人数制限がございますので、主担当を通じて早目にお申し込みください!
懇親会|6/21開催
志を同じくするお客様、スタッフ、そして生田社長や長島代表とセミナー後もまだまだ熱く語り合いたいお客様向け。
※満員御礼、募集は終了しました。
生田社長解説付き!オフィスツアー|6/22 AM開催
ペーパーレスだけじゃない!
様々な業務改善のネタがいっぱいのコムデックオフィス見学。
生田社長自らが自社の取り組みついて熱く語る時間もご用意しています。
伊勢なでしこと巡る伊勢神宮参拝ツアー|6/22 AM開催
年間約800万人が訪れる伊勢神宮内宮を、地元女性ガイドによる解説付きで参拝いただけます。
知れば知るほど興味深い、伊勢神宮ファンの方向けのツアーです。
※満員御礼、募集は終了しました。
COMDEC丸Ⅱ「フィッシングツアー」|6/22 AM+6/23 AM開催
熊野灘に面する、紀伊長島港から社有艇でフィッシング体験しませんか?
手ぶら参加可能、三重の自然を満喫したい方向けツアーです。
※22日AMは満員御礼、23日AMのみ受付中です!お早めに
元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ ~最終回~コムデックのバックオフィス改善はまだまだ続く!
コムデックの経理担当:西野さんは、元税理士事務所職員です。
約10年間、他社や、税理士事務所で働いた経験のある西野さんからみた、コムデックのデジタル化されたバックオフィス業務の中から、西野さん目線で見たおススメのバックオフィスの業務改善を、「元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ 」としてお送りしています。
コムデックにおけるバックオフィス改善の指標の一つが印刷枚数です。
デジタル化が進んでいる会社は紙媒体資料から脱却し、印刷枚数が少ないはずです。
コムデックはコロナ以前からクラウドサービスを利用したデジタル化が進み、プリンターは全廃、複合機1台体制になっていました。
更にコロナ感染拡大によりリモートワークが拡大したことで紙からの脱却が一気に加速しました。
リモートワーク環境が整い、情報共有方法がチャットやEvernote(現在はNotion)などの電子媒体に完全移行しました。
また、請求書の電子化により郵便封入作業など人手が必要な作業もなくなったため作業効率は格段に向上しています👏
経理担当としては、銀行や郵便局、法務局へ行く機会がなくなり、パソコンの前から立ち上がる必要も減って、同じ景色を見続けるのが個人的にはしんどいです(笑)
デジタル化を進めたい会社様は、一度コロナ前と後のコピー機印刷枚数を調べてみて下さい。
そして自社の伸びしろを測ってみて下さい。
お客様のシステム開発によるテスト印字があるため、ゼロ枚は難しい目標ですが、コムデックは、コロナ前より社員が増えても、印刷枚数は月平均300枚と1/3にまで減っていました!
まだまだ改善の余地ありと考え、改善を続けていきます!!
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業務効率化 個別相談会 概要
CONFERENCE
オンライン等にて、お客様の悩みに合わせた業務効率化についての個別相談を随時実施しています。
日程やお時間についてはお気軽にご相談ください。
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