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Imadoki 2024年2月号が発行されました

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ホノルルマラソン走ってきました!

新型コロナ感染拡大によって参加が延期されていた憧れの「ホノルルマラソン」に、生田社長と参加してきました!予想以上の暑さとタフなコースに手こずりましたが、生田社長は約4時間33分の好タイム、私は途中で脚が攣ったため半分は歩きとなり、あまりの辛さに泣きながらですが6時間3分かけて無事完走することができました。

決して楽ではないマラソンを二人が10年以上続けている理由はそれぞれにあるのですが、一般にランニングは健康力を高めると同時にプライベートやビジネスにおいてプラスの効果をもたらすと言われています。誰かに強要されているわけでもなく、自ら出場する大会を決めて、タイムなどの目標を定め、そこに向かって日々の練習に励み目標達成の手段を考える、まさにランニングの習慣は、ビジネスそのものです(練習はサボりがちですが…)。
また、メンタル不調を防ぐためにも、適度な運動によって心と体の疲労バランスとったり、パソコン作業が増えて運動が不足しがちな現代人の健康ためにも、運動習慣はとても大切だと私は考えています。

「IT活用戦略セミナー2024」の開催概要も徐々にまとまってきています。もし出張お泊りでお越しでしたらランニングシューズ持参でお越しください。
一緒に伊勢の街を朝ランしましょう!

おまけ
ホノルルマラソンに参加できたことで、9月のアメリカ本土に続いて再び円安をリアルに体験することになりました。
二人でお茶して3,500円、カジュアルなレストランの晩御飯が15,000円くらいの目安となり驚愕です!
日本の賃金水準は米国の約55%で、G7の中ではイタリアと並んで最低レベルなのを痛感したことで、先行きに不安を感じざるを得ません。
果たしてこれから給料は上がるのか!?  IT活用戦略セミナー2024の基調講演においてデービッド・アトキンソン氏から解説されますので是非ご参加ください!

取締役会長 樋口 雅寿

お客様インタビュー 伴走支援で一緒にトライ&エラー!「失敗したらやり直す」柔軟性でスピーディに業務改善を実現

今回のお客様インタビューは、愛媛県松山に本社を構え、シンガポールやインドネシア等海外6か国にも事業所を展開している株式会社ダイキアクシスさまです!
東京証券取引所にも上場されており、従業員数は1000人以上のダイキアクシスさま。
浄化槽等の各種排水処理装置を中心に、「水」に関わる環境・住宅機器関連の事業や再生可能エネルギー関連の事業などを手掛けています。

これまでにない規模の企業様からの支援依頼に、最初ご連絡をいただいた時にはかなり驚いたコムデックですが、どのような経緯でkintone活用を始めたのか、コムデックと共にkintone活用を促進した結果社内にどのような変化があったのかを経営企画部部長の近藤様にお伺いしました。

インタビュー企業紹介

  • 株式会社ダイキアクシス
  • 社員数:約920名
  • 愛媛県(本社)

ダイキアクシス様の業務改善事例はこちらの記事をご覧ください!
▼kintoneアプリ作成の内製化支援で開発効率を向上|環境機器関連事業 株式会社ダイキアクシスさまのアプリ開発事例

事業が大きくなるごとに使うシステムも増えて連携もできず・・・入力の手間、情報を探す手間が肥大化

コムデック「kintone導入前、ダイキアクシスさんが抱えていた課題を教えてください」

近藤様「M&Aを繰り返しながら新規事業や事業の拡大に取り組んできた結果、事業の幅が広がった一方で社内のシステムが乱立してしまい、情報の連携が取れていないという大きな課題がありました。システム同士が連携していないので、二重三重の入力は当たり前で……この課題を解消して業務を効率化したいという思いがありました」

コムデック「システムのひとつひとつが部分最適で、会社全体にとって最適な状態にはなっていなかったんですね」

近藤様「そうですね。必要な情報を探すのにも時間と手間がかかる状態だったので、ITを活用することで業務効率を上げたいというのがまず最初の目的でした。『お客様に対して「部署単位」ではなく「ダイキアクシス全体」として満足度の高い対応をできるようになりたい』という目標のためには会社全体のことを把握したIT活用が必須だと考えたんです」

コムデック「全体最適のIT活用を目指し、kintoneを選ばれた理由を教えてください」

近藤様「kintoneを選んだのは、いろいろなサービスを検討する中で一番とっつきやすそうと感じたからです。ただ、やっぱり自分たちだけで導入して構築まで行うのは難しいと思っていたので、パートナー企業を探すためにサイボウズさんが主催している『kintone hive』という事例発表の場に足を運びました」

コムデック「そこで当社を見つけていただいたんですね。お問い合わせをいただいて、まずは対面開発について説明をさせてもらったと思うんですが、どんな印象でしたか?」

近藤様「想像以上に「そんなに簡単にシステムって作れるの?」と衝撃を受けたことを覚えています。コムデックさんなら、対面開発で自社でkintone構築をするための内製化支援もしてくれるということだったので、それが決め手になりましたね」

コムデック「kintoneならプログラミングの知識が無くてもマウス操作だけで構築できるので、先々自分たちで継続してメンテナンスができるというメリットがありますね!」

kintone導入前の課題

  • M & Aを繰り返して事業を広げていった結果、複数のシステムを併用することになり情報が分散している
  • 各システムが連携しておらず、二重三重の入力が必要
  • 必要な情報を探すのにも時間と手間がかかっていた

kintoneなら要件定義不要!柔軟性の高い業務改善を推進

コムデック「実際の対面開発の感想を伺わせてください」

近藤様「他社さんだと、支援の内容がそもそも『要件定義をしっかりと●か月行って…そこから開発して…』といったウォーターフォール型だと思うんです。ただ、この開発形式では、従来の業務の運用見直しを進めている自社の状況に合わないと感じていて…その点、コムデックさんは対面開発で実際に課題や今の業務をヒアリングしながらkintoneを構築していってくれるので「要件定義」や「開発経過の共有」や「納品」や「システムのチェック」といった工程が要らない分スピーディですよね。あとは、「失敗したらやり直せばいい」と仰っていたのが印象的でした」

コムデック「課題だった『全体最適のシステム開発』についてはいかがですか?」

近藤様「ただ一つの業務を置き換えるアプリを作るだけじゃなくて、業務全体、会社全体の構造を理解した上で構築してくれるので助かっています。業務改善ってどうしても目の前の困りごとを解決することに注力してしまうと思うんですよ。でもそうじゃなくて、「ダイキアクシスが実現したいこと」を念頭に置いて考えてくれる。全体の構造を理解しているからこそ、そのアプリの構築段階ではまだ着手していない部分に繋がるような項目や処理を入れてくれるので、その先の構築もスムーズに進んでいると感じています」

コムデック「ダイキアクシスさんは西道&西ペアが担当させていただいていますが、支援で印象的だったところはありますか?」

近藤様「主担当の西道さんは、全体構造の理解と最適解の検討、アシスタントの西さんは西道さんの導き出した最適解をスピード感もって実現する職人という感じですね。西道さんからの少ない指示で西さんが構築して、その構築をやっている間も西道さんは次の改善の話を続けて……こちらからすると「えっさっきので理解できたの?」という感じなんですが、西道さんが話を続けていてしばらくすると西さんが構築したいいものが出来上がってくるんです」

コムデック「ありがとうございます!ただ、当社もダイキアクシスさんクラスの規模の企業様の支援は初めての経験で…実はずっと緊張の連続でした」

近藤様「あまりの連携プレーっぷりに、最初の打ち合わせが終了した後社内で話題になりましたよ。お二人はいい意味で社内に入り込んでくれるので、正直、「ここまでやってくれるの?」と驚きましたね。特に当社は一つアプリを作るにしても関係者が多く、年齢や考え方もバラバラな人たちとコミュニケーションをしっかりととりながらうまく立ち回ってくれていてとてもありがたいなと感じています」

運用・定着するところまで一緒に苦労してくれたことが成功の秘訣

コムデック「どんなところが成功要因だったと思いますか?」

近藤様「対面開発を始めたころ、システムの完成形があまりイメージできていない方からヒアリングした内容をその場で即アプリ化してくれたことで、現場と管理職の心をつかめたことが成功要因だと考えています。 西道さんがヒアリングした内容を元にその場で西さんに指示が出されて、瞬く間にシステムが出来上がっていく。こんな経験はしたことなかったし、きっと他ではできないんじゃないかな、と思っています」

コムデック「ダイキアクシスさんの社内の現場や管理者等、それぞれの立場で異なる目的を整理/理解しながら良い塩梅を見つけていくことに苦労した覚えがあります。常に考えていたことは、この取り組みを行った際にその前後を対応する方からはどう思われるか?管理者からどう思われるか?別部署からどう思われるか?といった、ほかの関係者の考えを想像することですね」

近藤様「先ほどの「全体の構造を理解してくれる」にもつながりますが、現場と管理のつなぎ役になってくれるところがいいなと思っています。管理側の思いを現場に落とし、現場の意見を管理に上げてくれる。ただそれだけじゃなくて、「もっとこうしたほうがいい」とか「こうしたらどうですか?」とか自分たちの意見も言ってくれるので我々も違った視点を取り入れることができると感じています」

コムデック「ダイキアクシスさんはこれまでにもコムデックのように業務改善を支援してくれる会社からのサポートを受けたことがあると聞いていますが、他社とコムデックの違いがあれば教えてください」

近藤様「これまでにも、いわゆる「コンサル」の会社とは付き合いがありましたが、コンサル会社がやってくれるのは「コストの洗い出し」と「調査結果と改善案をまとめた成果物」まででした。その点、コムデックさんは構築だけしてサヨナラではなくて、使えるようになる、効果を出すところまで一緒に苦労してくれるところが違うな、と思っています」

コムデック「ありがとうございます、それでは最後に、コムデックのサービスはどのような企業に合うと思いますか?」

近藤様「どんな企業にもあうと思いますが、しいて言うなら、良い変化・悪い変化を含めて様々な変化を楽しめる企業ですね。一緒にトライ&エラーを繰り返して、数か月後にあの時大変でしたね……と笑って酒が飲める企業には是非おすすめしたいです!」

kintone導入の効果

  • システムの連携が進み、二重三重入力が不要になった
  • 部署間の情報共有の抜け漏れがなくなってきた
  • 情報が一元化され、BI/データドリブン経営の準備が整った

ダイキアクシス様、貴重なお話をありがとうございました!

経営者向け情報:「整理整頓すら無駄な時もある!」

コムデックが新社屋に引っ越ししてから早いもので5年になりました。

コムデックでは、社屋移転を契機として、各自の机から引き出しを廃止しました。
廃止できた理由は、ペーパーレス化が進み、紙と文房具を保存するための場所が不要になったためですが、クラウドストレージのDropboxやSharePoint、そしてパソコンの高性能化にコスト転換されているので、コスト削減になってないのは残念ではあります💦

引き出し廃止以降は、総務が社内の文房具整理箱を「TRUSCO 5S管理シート」で自作していましたが、ようやく文具メーカーのKOKUYOから文房具を共用するための商品が発売されましたので、早速購入してみました。
※5Sとは、「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の略語です。

コクヨ 共有文具セット 「オキブング」 基本セット

しかし購入して数か月経過しても、ほとんど使用された痕跡はなく、既に社内で紙が全く使われなくなっている現実を再確認することになりました。
ボールペン、ハサミ、ホッチキス程度は各部署でも最低限必要だろうという思い込みが、無駄な買い物に繋がってしまったわけで大反省です。
文房具の「整理・整頓」の行きつく先は、「断捨離」だったわけですが、ペーパーレスのような”レス”化は生産性改善に最も役立ちます。
新しく何か始めるより、長く続いている、習慣やモノの見方を変えることによる生産性改善は、バックオフィスのシリーズでもご紹介していますので、是非ご覧ください。

Imadokiサービス「ITパスポートの取得人気が高まっています」

ITパスポートは、基本的なITスキルとビジネス知識を証明する国家試験で、受験者の大部分は社会人です。金融業・保険業・不動産業などで働く人々が受験者の大半の約42%を占めています​​。
一昔前は、商業高校の生徒が受験するIT資格のイメージもあったのですが、業務のデジタル化が進んだことで、多くの企業が「ITパスポート試験」の受験を必須または、推奨するようになっています。
ITパスポート資格取得を推奨する企業の取り組みは、社員のITリテラシー向上が会社の業績向上に繋がる重要事項になりつつあるという認識を示しています。
つまり、社会人として「ITは苦手」、「ITは嫌い」と言える時代ではなくなったのです。

【社員へのITパスポート取得を進めている著名な企業】

企業名 ITパスポート取得推奨の対象・方針
社員全員がITパスポート合格を目指す
全社員を対象とした資格取得奨励制度を実施し、合格者には一時金支給
全社員に試験合格が必須で、受験料は会社が負担
内定者に取得を推奨
営業部門の新人に受験を必須化

伊勢市でも、取得者に5,000円の補助が出る「伊勢市ITパスポート取得支援補助金」制度ができるなど、支援制度がある自治体も出てきています。
コムデックでも、「ITパスポート取得」は、ITサポート部の正式採用条件になっているため、受験費用への支援が行われています。
また、今後は総務など非IT部門も取得義務化を進めていく予定となっています。

■会社が得する資格もあります「DX認定」

DX認定制度とは、デジタル技術による社会変革に対して経営者に求められる事項を取りまとめた「デジタルガバナンス・コード」に対応し、DX推進の準備が整っていると認められた企業を国が認定する制度です。
認定事業者は「企業がデジタルによって自らのビジネスを変革する準備ができている状態」とされ、自社をアピールしたり、DX投資促進税制などの公的な支援措置を受けることができます。
コムデックでは、お客様をDX企業に導くことはもちろんのこと、自社もDX企業になるべく様々な取り組みを行い、2023年9月に「DXに積極的に取り組んでいる企業」として経済産業省に認定されました。
税制以外にも各種補助金や助成金申請時において優遇措置が受けらえるメリットがありますので、企業としても是非チャレンジしてみてください!

DX投資促進税制とは?

DX認定を取得した事業者は、「DX投資促進税制」による税額控除を受けることができます。
DX投資促進税制は、部門・拠点ごとではない全社規模でDXに取り組む企業を税務面で優遇され、具体的には、制度の趣旨に沿ったデジタル関連投資に対し、5%または3%の税額控除もしくは30%の特別償却が可能となります。
この税制を適用するには他にも条件がありますが、DX認定取得はその必須条件となっています。

DX認定 コムデック

元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ その⑥

コムデックの経理担当:西野さんは、元税理士事務所職員です。
約10年間、他社や、税理士事務所で働いた経験のある西野さんからみた、コムデックのデジタル化されたバックオフィス業務の中から、西野さん目線で見たおススメのバックオフィスの業務改善を、「元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ 」としてお送りしています。

西野

「第六回  請求書の封入が無い!」
経理業務に紙は付き物…冬場の乾燥した手では紙を上手に捲ることができず奮闘していた日々もありましたが、最近は紙の請求書より電子請求書の方が多くなり、紙と格闘することはめっきり少なくなりました。
少し寂しさを感じながらも、電子請求書のメリットの多さに感心しています。

コムデックが「BtoBプラットフォーム請求書」を利用して、得られたメリットは以下の通りです。

  1. 取引先様が請求書を開封したかどうか状況確認でき、未開封の送付先のみ抽出し請求書を再送できます。
  2. 差戻・削除・再発行などの修正依頼をシステム上でやり取りできるので、郵送よりレスポンス良く対応できます。
  3. 2024年1月から電子帳簿保存法が施行されましたが、保存要件を満たすためにPDFにひとつひとつ名前をつけて保存するのって地味ぃ~に時間のかかる作業ですよね。
    BtoBプラットフォーム請求書は電子帳簿保存法に対応しており手間が不要になりました。
  4. 印刷・封入・発送作業が無くなりました! 送付件数によりますが、今日は請求書発送日!と時間を気合を確保している方もみえるのではないでしょうか。
    それがクリックひとつで請求書を送ることができるようになりました。

どうでしょうか?便利ですよね!紙の請求書をご利用の会社様は電子請求書への切り替えを検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみにImadokiも封入・発送を委託サービスに切り替えたため、コムデックでは日々の業務で封入・発送作業がほとんどなくなっています。
請求書電子化の最大のメリットは、経理として心穏やかな日々を過ごせるようになったことかもしれません。

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