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Imadoki 2023年1月号が発行されました
Imadoki 2023年1月号が発行されました
新年のあいさつ
あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまで弊社は、昨年は一つの節目である創業から25年を迎えただけでなく、樋口の後任として私が三代目の代表取締役社長に就任させていただきました。
ITに代表される技術の進化、コロナによる価値観や行動の変容、そして悲しい話ですがウクライナでは戦争が日常となるなど激変する世界の潮流の中にあって、あらゆる業種の企業が非常に厳しい状況に直面しています。私を含め社員一同は、「お客様の価値向上」を大切にし、2023年も継続して地道に、着実に「お客様の価値向上」取り組んで参りたいと存じます。
年初ではありますが、少し振り返って2020年、2021年はコロナ禍により「東京へ行く」と言っただけで眉を顰めるような行動制限があり、一歩踏み出さないことも否定されない混迷を極めた2年間でした。
しかし、2022年の後半以降はコロナによる暗黒の時代は終わりを告げ各企業様が、「できない理由を探す」より、「できる理由を探す」時代がやってきたように感じます、私も2022年は「もっと頑張れたはず」、そして2023年は「もっと頑張ろう」という思いがあります。
2023年は今一度、お客様の会社、社長様、そして皆さんに「あるべき姿、夢は何ですか?」と問いかけながら、御社や皆さんが明日への一歩を踏み出すお手伝いをスタッフと共に伴走させていただきたいと思います。
株式会社コムデック 代表取締役社長 生田 智之
追伸
ところで皆さんは30年ぶりに復活したバスケ漫画の名作「SLAM DUNK(スラムダンク)」の映画をご覧になりましたでしょうか?
私の出身校である奈良県の一条高校は、バスケの強豪校としてしられており、私も中学、高校時代は勉強だけでなくバスケに明け暮れる日々を過ごしていました。
感動してもう一度是非見たい映画です! 皆さんも是非ご覧ください!
年頭特集「2023年から始まる飛躍の年!」
2020年~2022年の約三年間は、マスク不足や渡航制限はじまり、出社制限、県を跨ぐ移動の制限や営業時間の制限、集合や面会制限など、重圧下の日常生活となりました。
誰もが過去に経験したことのない事態は、経営者も事業継続に危機を覚えるほどに過酷な三年間であり、多くの企業が足踏みを強いられることになりました。
また、三年の間に人々の「行動」、そして「価値観」に変容が生じ、コロナ後の2023年は2020年と地続きではなく、全く異なる世界、あるいはIT技術進化によって変化が爆速化された世界に我々は生きています。
2023年最初の特集では、必ず訪れる未来である、「2025年の崖」に向かって「価値観」の変容を見ながら、未来に向かって行動し始めるタイミングであることを確認していただければと思います。
Point!
「2025年の崖」は以前にも紹介した、経済産業省が平成30年に公開した「DXレポート」で提唱された概念で、旧態依然としたシステムを利用していると世界的に進むDX(デジタルトランスフォーメーション)に乗り遅れ日本に年間約12兆円もの経済損失が毎年出てしますうという警告です。 中小企業の実務でも、旧態依然とした紙や電話、FAXに頼るような業務の仕組みでは、デジタル化が進んだ同業他社に間違いなく劣後してしまうタイミングと言えるでしょう。 |
■メディアの変容 「タイパ&倍速視聴」
2022年の流行語「タイパ(タイム・パフォーマンス)」的に最も効率が悪い、垂れ流しメディアであるTV放送から動画サイト標準へと世界は変容しています。
動画作成コストの低下もあり、企業でもマーケティングに加えて、採用、学習、操作説明など利用方法は広がっています。
閲覧する場所、時間を問わないだけでなく、倍速視聴ができるなど生産性にも優れていることから、文字・画像→動画へのシフトが進みます。
■提供サービスの変容 「ロボット&セルフ」
近所の「ガスト」や「バーミヤン」で働いているネコ型?配膳ロボットのお値段は、380万円(ASKULの販売価格)。
配膳ロボットによって、採用、シフト、突然の退職など店舗責任者を苦しめる悩みが軽減され、また顧客の反応も概ね好意的だそうです。
コロナによる接触制限、そして渡航制限や円安による外国人労働者の減少もあり、女性や高齢者に活路を求めるだけでは人手不足には対応できそうにありません。
ホテルの自動チェックin&Out機やセルフレジなど、飲食だけでなく、製造、サービスなど幅広い分野でロボット(AI)の利用が進み、顧客も提供価格に応じたサービス内容として受容する変容が起きはじめています。
■賃金の変容 「より安くから、より高くへ」
経営者としては「賃金はより安い」ことが望ましい…などと言っている場合ではありません。
少子化による人手・人材獲得競争だけでなく、外国人労働者も円安によって賃金の安い日本から離れつつあります。
更にはインフレによる実質賃金の減少によって、インフレ手当が流行になるなど規模や業種を問わない賃上げ競争が始まりました。
人口拡大期の代表的な経営の三馬鹿戦術「安売り」「長時間労働」「人海戦術」は法改正や社会情勢により既に禁じ手となっています。
中小企業は「高付加価値」で「生産性が高く」、「少人数」で業務遂行できる会社に自社を変容させる必要が生じてきているのです。
※東京の最低賃金(1,072円)では、一般的な月労働時間168時間換算で18万円を超える水準となりました。
正社員の月給の最低ラインは、都市部で20万円を既に超えるなど、賃金上昇についていけない企業が苦しい状況となる未来は確定しています。
■移動・出社の変容 「移動は非効率」
コロナ禍による接触・行動制限が行われたことで、ZoomやTeamsに代表されるWeb会議ツールは、訪問・出社の代替え手段として一気に普及がすすみました。
Web会議ツールによって、移動コスト削減と業務生産性向上が実現し、さらには会議やセミナーの録画による共有など新しい利用方法も進んでいます。
Web会議ツールによる生産性向上の恩恵を受けた企業では、就業時間を移動に費やす働き方は「タイパ(タイム・パフォーマンス)」が著しく悪いという共通認識ができています。
同時にコロナ前と変わらず意味もない訪問・対面を続けている同業他社との間でコスト、スピード面での格差が生じやすくなりました。
■求められる人材の変容 「経験者×→デジタル人材」
デジタル標準の時代に、経営者を含めた社会人は、IT苦手を自称している場合ではありません。
採用、教育、マーケティングなど企業運営のあらゆる場面でデジタルツールが使用され、使用する側が有利になるケースが圧倒的に多くなってきたことで、ITサービスを使いこなし、活用できる社会人が求められています。
ZoomやYoutubeなどのデジタルツールの利用により「いつでも」「どこでも」「誰でも」できる学習環境を整えることも安価にできるようになりました。
日本政府もリカレント教育と称して、IT活用力が不足している中高年の再戦力化に今後力を入れていく方針になっています。
社会人経験の長いアナログ業務経験者より、”Instagram”で加工した写真や動画を投稿できるような、デジタル人材の方が活躍できる場が企業内でも増えるなど、企業における必須とされるスキルの中身が変容してきているのです。
■まとめ
アゲハチョウが醜い幼虫から美しい蝶の姿に変容するように、IT技術の進化によってコロナ前後で企業の在り方は、全く異なる姿に変容しようとしています。
日本企業における変容を強いる大きな原因は、少子高齢化による採用難であるため、変容を拒み、魅力的な職場づくりを怠れば採用難に直結します。
人手、人材が不足する企業は、徐々に劣化し、いずれ取り返しのつかない日がやってきます。
コロナによって足踏みを強いられた日々は終わりを告げました。
お客様が、そして我々も、2023年は未来につながる様々な取り組みを行い、飛躍の礎となるような年になるよう行動していきましょう!!
38歳でサラリーマンが社長に
生田専務が樋口社長から社長を引き継いで早半年。60代なんてまだまだ序の口、70代どころか80代まで現役の方も多い地方の中小企業経営者としては異例の早期交代に驚かれた方も多いのではないでしょうか?
皆様の疑問にお答えすべく、kintoneのメーカーであるサイボウズの社長室フェローで、コムデックのIT活用戦略セミナーにも登壇いただいたことのある野水さんのYoutubeチャンネル『40チャンネル』に生田社長と樋口会長が登場!交代の理由や交代時の気持ち、これまでのキャリアなどをインタビューしていただきました。
40チャンネルとは?
40代以降を「人生の後半戦」と位置づけ、その後半戦をいかに楽しく、ワクワク過ごすかをテーマにしたサラリーマン向けYoutubeチャンネル。 複業・働き方・テレワーク・コミュニケーション・趣味など、 さまざまなテーマを深堀りしていかに「中年の危機」を乗り切るかを伝えていく。 |
2020年秋ごろ、コロナで世間がてんやわんやの中、「伊勢からITで最短最速で多くの中小企業を元気にするため」に経営について真面目に考え出したという生田社長。それまでは場当たり的だったお金の使い方を抜本的に見直し、自分たちの持っているリソースを最大限活用していくことを決めたそうです。そんな中、2021年に社長交代の打診を受けて社長になることを決意。
14年前にLANケーブル(当時24歳の生田社長は『RUNケーブル』と日報に書いていたそうです)を作っていたころからは想像もつかない現在地点ですが、社長になった瞬間から辞めるときのことは考えていると言います。次誰が社長になるのか、またそれがいつになるのかはわかりませんが、視野を広く持ち事業の幅を広げていきたいとのことです!
生田社長のインタビュー動画はこちら!
https://www.youtube.com/watch?v=aHm0AU8O8P8
具体的な社長交代時期を考える前から、60代まで社長を続ける気はなかったという樋口会長。というのも、コムデックは変化の激しいIT業界に身を置いており、日々のインプットや感覚のアップデートが不可欠となるからです。従来、社長の仕事と言えば人脈をフルに使って営業案件を決めてくることでした。しかしWEBマーケティングが営業の主流となる中、インプット力が落ちてきていることを感じていた当時の樋口社長は社長を生田専務に引き継ぐことを決意しました。
今後は動ける内に趣味の釣りを楽しみたい……とのことですが、現在はまだまだコムデックのバックオフィス業務の要として活躍中!目標とする「釣り週4、出勤週3」は遠そうです(笑)
樋口会長のインタビュー動画はこちら!
https://www.youtube.com/watch?v=WdK5xnuDu24
コムデックのリモートワーク環境紹介vol.1
家から直行したほうが近いお客様に訪問させていただくときや、コロナウイルスに感染あるいは濃厚接触者に該当したものの本人はいたって元気な場合など、事情は様々ですがリモートワークを積極的に取り入れているコムデック。2023年のImadokiではコムデック社員がリモートワークをする際の環境をご紹介!
果たして毎月続くのか、それとも不定期になるのか、何人紹介できるのかも未定ですが、「こんな環境を整えると家でも効率を落とさず仕事ができる」という事例として、御社のリモートワーク導入の参考にしていただければ幸いです。
初回では、コムデック唯一のフルリモートワーク社員(業務委託でフルリモートの方はいらっしゃいますが)、徳田の仕事環境のご紹介です。
実家から持ってきた横幅120cmの木製デスクにhpの24インチモニター2枚、それらをsurface専用のドッグでつないでいます。面倒な配線を一つにまとめられて、なおかつここから充電もできるので机の上がスッキリします。
ただ、会社と違って木製の机は熱が逃げにくく、夏場はエアコンをかけていてもsurfaceが熱暴走しがち……冷却ボードを導入するか、それとも軽く10年は利用している机を買い替えるか悩み中です。
昨今はワイヤレスイヤホンが主流ですが、打ち合わせが2連続、3連続……ということも少なくないため、充電のいらない普通のイヤホンを愛用しています。
また、業務上給与計算の設定をすることも多いので、アナログな電卓や参考書籍もすぐ使える位置に置いています。
surfaceに標準搭載のカメラを使うとどうしても下から煽る構図になってしまい、フェイスラインが見るに堪えないためカメラはlogicoolのHD1080Pカメラをモニターの上に取り付けて使っています!
少し前まではデスクのすぐ横にお菓子の入った籠を置いていましたが、一日で空にしてしまうのでキッチンに避難させました。
全くと言っていいほどデスクの前から動かないので、スマホアプリの万歩計で測ってみたところなんと一日の歩行量は100歩いかない日もありました……お打ち合わせの前には一度立ち上がって少しでも体を動かすようにしたいと思います。リモートワークで運動不足が深刻化しているお客様、一緒にいかがですか?
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業務効率化 個別相談会 概要
CONFERENCE
オンライン等にて、お客様の悩みに合わせた業務効率化についての個別相談を随時実施しています。
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