2022.01.04 Imadokiバックナンバー

Imadoki 2022年1月号が発行されました

Imadoki 2022年1月号が発行されました

新プロジェクト　津オフィス始動!!

新年あけましておめでとうございます。
二年連続コロナに始まり、コロナに終わるような年が続きましたが、オミクロン株も大騒ぎにならないようで、2022年は笑顔で過ごせる年になれそうでホッとしました。
コムデックは2022年も、スタッフ一同全力で皆さまの事業価値向上を御支援してまいりますので、本年もよろしくお願いいたします。

【新年のご報告①　津オフィス開設】

津駅近く、R23号線沿いの「津栄町三交ビル　4F」に1月４日「津オフィス」を開設いたします。
津オフィスは、リモートワークと採用活動を主眼としたオフィスとして計画され、津駅＆三重大学近くの立地を選定いたしました。
日常的にリモートで働く社員が複数在籍している弊社ではありますが、地元である伊勢、三重県に若い人を定着させたい思いが強く、採用サイトで検索対象になる可能性を高めるため県庁所在地である津にオフィスを開設することにしました。

【新年のご報告②　IT活用戦略セミナー2022開催決定！】

お待たせいたしました!! 三年ぶりに『IT活用戦略セミナー』を6月21日(火)開催いたします。
コムデックの総力を挙げて開催する「IT活用戦略セミナー2022」ではDXはもちろん、企業経営、経済の時流を一流講師陣が解説する経営者、経営幹部様が参加必須のセミナーとなります。
会場はコロナ感染防止対策の観点と、皆様に伊勢の雰囲気を味わっていただきたく、内宮「おかげ横丁」まで徒歩１分の「神宮会館」大講堂を予定しております。
６月21日(火)の開催日の予定確保を今から是非お願いいたします。

私個人としては2022年は、「もっと釣りに行きたい」「大きい魚が釣れる」年にしたいですが、なによりも常に笑顔で人と接し、関係する全ての方々に福をおとどけできるよう「笑福」を心掛けて過ごせればと思います。
2022年もコムデックをよろしくお願いいたします。

代表取締役社長　樋口　雅寿

2022年前半の中小企業とIT

コロナによる巣ごもり効果もありますが、良質なコンテンツが揃ってきたYoutubeの視聴時間が全ての世代で増えています。
〝迷惑系〟ユーチューバーの「へずまりゅう」のような悪質なユーチューバーに眉をひそめる事も多いのも事実ですが、個人が強大な力を持つTV局と同じ土俵で報道、広報が自由にできる仕組みは革命的ではないでしょうか？
お客様の間でも住宅業界ではルームツアーをYoutube動画化するのは既に当たり前になっており、更には採用、学習、広報あらゆる面でYoutube活用されるお客様が増えています。
新年第一号となる「Imadoki」では、2022年前半に起こるITに関わるニュースを学べるYoutube動画を活用しながら解説してまいります。

■１月　電子帳簿保存法施行

全く知らない、税理士も冊子を送ってきただけで説明がない…ホントに施行されるのか疑っていたら、11月に猶予期間２年のお知らせが出た電子帳簿保存法。
「PDF」で送られてきた請求書は「PDF」で保存が必要？　などの混乱を招いた結果ですが、2年後までに対応が必要ですので、経理担当者だけでなく、経営者、顧問税理士さんと一緒に導入検討が必要です。
税務署から送られてくる冊子よりわかりやすい、良質な動画がYoutubeバンバン上がってますので、面倒な冊子はゴミ箱に捨てて動画学習がお勧め!!
弊社でも対応の目途がついたとう段階で、完全対応にはまだ時間がかかりそうですが、手書きの帳簿が主流だった時代に会計ソフトが導入されたくらいのバックオフィス改革となる手ごたえを既に感じています。

■３月　Microsoft365　登場から10年初の値上げへ

非常に心苦しい話ですが、Microsoft365(Word/Excel等)の月額費用がワールドワイドで約10%値上げされることが決定しています。
日本では３月に値上げが予定されていますが、まだ詳細な情報が我々にも来ていない状態ですので、再度ご連絡を予定しております。
他サービスでも「LINEWORKS」も4月~値上げのアナウンスが既に出るなど、クラウドサービスも導入拡大期が終わり、収益性が問われる段階に入ってきています。
また、日本系サービスも政府の賃上げ圧力、IT系人材の人件費高騰もあり2022年は値上げラッシュになる可能性があります….。

■５月　IT導入補助金2022 スタート

制度が始まって丸６年、もしかして今年が最後かと毎回思うIT導入補助金ですが、来年もあります！
過去３年間に利用された企業様には、減点措置があり採択が難しくなっていますが3年経過した過去利用企業様は是非再利用をご検討ください。

来年は上限が350万円と制限がありますが、クラウドサービスの利用料が２年分補助対象になるなど、ますます月額サービス前提の補助金となっています。
また、インボイス、電子帳簿保存法の普及・拡大にむけて経済産業省も本気で取り組んできており会計や販売管理など対象サービスは加点の対象となるようです。
IT導入補助金の観点からも来年はバックオフィス改革が目玉のとなる年になりそうです。

■６月　Internet Explorer11 サポート終了

「Internet Explorer（インターネットエクスプローラー）11」のサポートが遂に6月16日終了します。
IEベースのWebサイトやアプリを使っている企業にはサポート終了までにMicrosoft EdgeのIE モードへの切り替えが必要です。
2021年にも経済産業省が開発した補助金の電子申請システム「Jグランツ」で、IEからの申請でエラーが起きていることが発覚しました。
既にリリースから10年以上が経過していますが、根強い人気がある「Internet Explorer（インターネットエクスプローラー）11」ですが、利用には常にセキュリティリスクが伴います。

弊社でのサポートも完全終了いたしますので、Microsoft EdgeやGoogle Chromeへの移行を早急にお願いいたします。

■最後に、2022年前半コムデックが進めているデジタル改善の取り組み

業務改善に取り組み続ける弊社ですが、2022年前半もいろいろ取り組んでいく予定です。

お客様との連絡手段の更なる向上　

現在でも約半数のお客様からのご連絡が「LINEWORKS」に切り替わり連絡手段の変遷を体感しています。
電話の場合、担当者が不在であったり打合せ中でお待ちいただくことが多々ございますが、チャットであれば、お客様の好きなタイミングでご連絡がいただけます。
もちろん即解決を望まれる場合はお電話での対応が早いのですが、至急でない場合は可能な限り「LINEWORKS」へご連絡いただきますようお願いいたします。

請求書デジタル化をさらに推進させます　

現在約８割のお客様が電子請求のご準備が完了し、11月末請求処理では92%のお客様が電子請求書での請求に対応していただけました。
弊社が利用するインフォマートBtoB請求は、日本最大のプラットフォームであり電子帳簿保存法にも対応しています。
今後のお客様の利便性も考えての措置となり、電子化による環境負荷軽減の面からもご協力の程いただきますようお願い申し上げます。
※請求がある月のみメールにて開封のご案内をお送りさせていただいております。

「代金回収のお知らせ」のデジタル化　

現在は変更があった月のみお送りしている「代金回収のお知らせ」ですが、請求書の電子化の進捗を確認し2022年前半にはメールによるPDF配信へ変更する予定です。
システム改修が済み次第の対応となり、今しばらくお時間頂戴いたしますので暫しご猶予お願いいたします。

セキュリティ対策（パスワードレス運用）の強化　

弊社社員がPCを利用する際にマスクを外して、顔認証を行っている姿をご覧になられたお客様も多いと思いますが、昨年末からユーザーIDとパスワードの組み合わせによるログインから、顔認証、スマートフォンを活用した二段階認証などのパスワードレス運用を進めさせていただいています。
会社としては、パスワード管理、紛失、定期変更の手間がなくなった分、サービス利用費用は嵩みますがお客様の安全には変えられません。
またPCやスマートフォンについてはログ管理、GPSによる紛失対応も実施するなど、最新の対応を進めております。
お客様の大切なデータを閲覧、時にはお預かりする立場として、継続して対応、改善を進めるとともに、最後の砦は人間となりますのでセキュリティ教育を重点的に引き続き続けてまいります。

経営者向け情報：「コロナ騒動におけるデジタル敗戦」

コロナ給付金やコロナワクチン騒動のたびに、なんで日本はこんなに手続き~実施に時間と費用が必要な国なのか、納税者として嫌になりますね。
マイナンバーを活用して給付すればいいのに、活用が制限されてできない如何ともしがたい現状ですが、いつ改善されるのでしょう？
メディアでは「デジタル敗戦」をキーワードとして、危機感を盛んに煽っていますが、果たして国だけが「デジタル敗戦」しているのでしょうか、御社のデジタル化の状況は如何でしょうか？

2021年分の年末調整「扶養控除等異動申告書」から判子欄が消滅したことに気が付いた方が多いと思います。
「やってもやらなくてもど~でも良いこと」の代表格である判子欄が無くなったことは、小さくても大きな一歩ですが、「まだ其処か！」って思いませんか？
企業の業務現場は、年末調整だけでなく、給与支給明細書や請求書、見積書、あらゆるシーンで紙に印刷、配布を行っている非効率な仕組みがまだまだ主流です。
自分の会社が「デジタル敗戦」しないよう、経営者は「デジタルで価値向上」できる企業を目指して2022年前を向いて進んでいく必要性が高まっています。

話変わって、税務署の確定申告が驚くほど進化しています。
昨年はコロナ感染対策もあり全体の80%、1900万人の方が電子申告を実施したそうで、「デジタル敗戦」どころかコロナ禍をうまく利用して3月の税務署大渋滞が改善されたようです。
今年はスマートフォンアプリが更に改修され、源泉徴収票から自動的に読み取り、申告が行えるそうですので、初めてもらったアルバイト料から源泉所得税が引かれて困っている長男(15)でも電子申告できるか実験予定です。
デジタル化することで若い人は利用しやすく、高齢者ほど使いにくくなると言われますが、そのギャップにこそ改善のきっかけがあるかもしれません。
今年の８月には50歳になるアラフィフの私も何でもチャレンジして、若い人に負けないよう2022年も前向きに頑張ります！

エバーラケット様が「はばたく中小企業・小規模事業者300社」受賞！

長引くコロナや人口構造の変化による働き手の減少や客層の変化等厳しい状況の中でも独自の技術やアイディアを磨き、新たなチャレンジを続けている中小企業として、弊社のお客様である株式会社エバーラケット様が「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選出されました！

経済産業省の萩生田大臣の言葉から始まった授賞式では、「新たなことに取組むと共に、自社の利益だけではなく、社員や販売先、地域に貢献することを目指す取組を全国に広め、我が国の企業がさらなる成長を遂げる大きなうねりとしたい」として、生産性向上部門、需要獲得部門、人材育成部門それぞれの代表3社に対して感謝状が贈呈されました。

エバーラケット様は2020年に新たな店舗をオープンされ、販売・在庫管理システムやLINE WORKS、KING OF TIME等のクラウドツールを駆使しながら2店舗＋EC店舗を4名で運営する超効率経営を実現されています。
「人に依存する業務」をつくらず、「誰でもできるように業務を標準化する」、「登録されたお客様情報や蓄積された過去のデータを元に、顧客満足度の高いサービスを提供する」等、ITの力なくしては難しかった生産性の向上が評価され、今回の受賞につながったとのこと。これからも飛躍を続けるエバーラケット様に、是非ご注目ください！

お客様限定！　セミナー室レンタル再開について

決算発表会や勉強会を開きたいが、皆が集まれる場所がない、そんなお客様に弊社セミナー室をお貸出しさせていただいています。「COMDEC セミナー室」は最大26名が利用可能、インターネット環境やプロジェクター等の充実した設備が揃っています。普段とは違う場所で会議を開催することで、「特別感がでる」、「聞く姿勢が作りやすい」、そして「トイレも綺麗！」とお借りいただいた企業様から好評価をいただいております。
コロナ禍で一時レンタルを中断していましたが、12月よりお客様限定で「セミナー室レンタル」を再開させていただくことにしました。

早速、再開第１号として株式会社ユナイテッドファーマシー様が、例月の勉強会会場として毎月活用していただけることとなりました。
株式会社ユナイテッドファーマシー様は、鵜方の「ひかり調剤薬局」のほか、多気「ひかり薬局」と伊勢市内「ひかりファーマーシー」、そしてフィットネスジムなど多店舗展開されています。
全店のスタッフが集まりやすく、全員で勉強できる場所が自社内に無いのが悩みでしたが、セミナー室をレンタルさせていただきお役に立つことができて弊社も嬉しく思います。

勉強会だけでなく、決算発表会や、社内勉強会、MG（マネジメントゲーム）等々のまじめな集まりであれば大歓迎。
日程に限りはありますが、ご要望がございましたら弊社担当までご相談ください。