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Imadoki 2021年12月号が発行されました
Imadoki 2021年12月号が発行されました
請求書電子化ご協力ありがとうございます
1月からの「電子帳簿保存法」改正を見据えて10月末請求から取り組みを始めさせていただきました請求書電子化は、皆様のご協力により無事完了いたしました。
初回にもかかわらず約95%のお客様が「インフォマート BtoB請求」にて電子的に請求書の受領、開封まで実施していただけたことで、『郵送→メールやWebサービス』への変革は確実に受け入れられる時代となり、ようやく明治、大正、昭和の時代から続く「請求書=郵送」の仕組から脱却できる時代が来たことを体感いたしました。
また近年の環境保護への取り組みとしてごく僅かですが、「印刷・輸送」が無くなったことにより、環境負荷の低減への取り組みも始めることができました。
企業としてSDGsへの取り組みが必要な時代であり、何かしなければという思いがありましたので、小さくともまず一つ取り組みができたことに改めてお客様、関係各位に感謝の気持ちを伝えいたします。
郵便局のサービスは土日配達中止、配達日数が延長されるなど意図的に改悪され、郵便事業の衰退速度は加速しています。
企業実務における郵送は使い勝手が悪くなり、メールや各種Webサービスに「見積書」「請求書」「契約書」の移行は加速していきます。
2022年は「電子帳簿保存法」が大きく改正され、帳簿保存ルールが明確・簡略化されたことで、各社の電子保存サービスが一気に出揃います。経営者、総務管理者、担当者、そして士業の皆さまが一体となり、いよいよ中小企業においても『ペーパーレス』に取り組み、バックオフィスの大幅な生産性向上が実現できる年となりそうです。
代表取締役社長 樋口 雅寿
コムデック的視点で2021年を振り返る
2021年は前年末からの感染拡大を受けてGoToキャンペーン全国で中止されるなど、年頭からコロナ感染拡大、マスク、そして感染拡大を告げるニュースしか記憶に残らないような1年になりました。
特に夏場のコロナ感染第五波には驚きました、過去とは比較にならない速度で感染者数が激増、三重県でも最終的には500人/日を超え、身近にも感染者が発生する事態となりました。
ワクチン接種? PCR検査していない?様々な意見がありますが、なぜ感染者数が急減したのか専門家も不明という不気味な状況ですが、11月には感染者ZEROの日が普通になり、街に観光客の姿が戻ってきたことで、ようやく日常感を取り戻しつつありますね。
今月号のImadokiでは、コロナに翻弄された2021年をコムデックのIT視点で振り返ります。
コロナ禍で移動ができない!それならZoomがある! リモートワーク日常化
弊社では、ほぼ在宅勤務になっている生田専務を筆頭に朝から晩まで、1日に3回、4回とZoom接続する仕事の仕方が一般化しました。
最近ではお客様や社員同士の5分、10分のちょっとした打合せにもZoomを利用しています。
コロナが始まった頃は、お互いに不慣れなZoomに悪戦苦闘していたものですが、僅か1年程でZoom用機器が出揃ったことと慣れから双方が快適にWeb会議が行えるようになりました。
また従来は出張による移動や宿泊が必要だったセミナーも、Webセミナーなら気軽に参加できるようになったことで参加機会が増えました、また気軽に録画が利用できるようなり後からセミナーや会議を振り返る新しい使い方ができるようになりました。
個人的にも高校生の息子はリモート授業を、「0秒通学!リモート授業楽ちん♪」と発言していました、また母親が入院していた際には、県外、海外にいる姉妹とZoomでお見舞いしてもらうなどコロナによる制約をITの力で打開することができた経験によって、ITの持つ可能性を強く感じました。
「kintone(キントーン)」 CM大量投入で知名度アップ!
「キントーン」で何ができるかはわからないが、「キントーン」は知っている、CM効果でそんな方が増えてきました。
何ができるかと問われれば私も「イロイロ面倒なことが改善できます、事例見てね」とコムデックラボを紹介している「kintone(キントーン)」。
多くの企業様がEXCELで様々な業務を管理してきましたが、EXCELも登場から約30年、ITは進化してEXCELより優れた管理方法が安価に実現できるようになりました。
コムデックラボに最も多くの導入事例が掲載されているのも「kintone」、IT導入補助金の利用も勤怠管理「KING OF TIME」と並んで2大人気となっています。
2021年最も多くのお客様に支持されたkintoneは2022年は更に多くのお客様で導入・活用がすすんでいきそうです。
Windows11登場するも、静かなスタートに…
「知らんがな」って突っ込まれそうな話題ですが、新しいWindowsである「11」が10月にリリースされました。
新しいWindowsが登場しても話題にならない程にOS(基本ソフト)の更新がスマートフォンと同じ感覚になってきました。
以前であれば業務効率向上やセキュリティ面からも新しいOSに入れかを推奨していたのですが、Windows10はまだまだ現役、パソコンにもアップグレードを推奨するメッセージが表示されていますが、当面は適用せず無視でお願いいたします。
請求書や契約書の電子化による生産性向上を実体験
請求書電子化の検討の際に、事前にお伺いした企業様から既に使っている、取引先から指定あったと回答いただいたのがでした。
我々の想像以上に、大手各社のリモートワーク対応は進んでおり請求書、契約書の電子化が当たり前に交わされる業種が増えています。
実際に電子請求書をコロナ前に導入した企業からは、半数以上が紙に戻ったと警告されていましたが、コロナ禍による行動変容は大きく弊社では95%の電子化が達成されるなど、電子化が企業実務において一般化しつつあることを体感しました。
また、弊社の利用が進んでいますが、契約書や申込書、雇用契約書のサービスは、「クラウドサイン」「DocuSign」「AdobeSign」「MF契約」など多数のサービスが投入され百花繚乱、戦国時代です。印紙不要だけでなく、作成、保管における圧倒的な事務処理コスト削減、契約スピードのメリットから導入企業では絶対紙には戻れないと言われ企業実務に必須のツールとなりつつあります。
個人面でも、NTTやクレジットカード明細の有料化につづいて、遂に生活インフラ『電気料金』の請求書までペーパーレスになるそうです。
紙の請求書発行は付加サービスと位置付けられ、紙の請求書を印刷、郵送してもらう場合は、利用者が費用を負担する流れが確実となりました。
業務の無人化が加速
回転寿司やファミリーレストラン、最近では個人飲食店でも人手不足対策として卓上のタブレットでの注文、セルフレジでの清算が一般化してきました。
『売上の確保よりスタッフの確保の方が難易度が高い』と言われる時代、コロナ禍による行動制限や不安定な営業時間にも後押しされて、無人化の流れが加速してきています。
費用をかけて様々な無人化・省人化対策が行える大企業に比べて、資本力の無い中小企業の人手不足問題はより深刻となりそうです。
最近見た無人化 例①
企業向け展示会では、受付のアルバイトが無人の代わり名刺スキャン&受付票発行システムへ変わっていました。
数十名が必要だった受付対応のアルバイトが、数名まで削減できたそうです。
アルバイトの募集・面接や連絡・弁当、支払等々の業務が激減、更に展示会の規模に応じて機器を増減できるなど、運用も柔軟にできることで圧倒的な生産性向上を実現しています。
最近見た無人化 例②
「ガスト」や「バーミヤン」を展開する「すかいらーく」グループでは、配膳ロボット(中国製)の導入が決まり、お店のレイアウトも今後は配膳ロボットの動線が確保しやすいテーブル配置という目線で設計されていくことになるそうです。
まだまだ先の話かと思っていましたが、ソフトバンクロボティクスも配膳ロボを投入するなど一気に普及しそうな勢いだそうです。
最近見た無人化 例③
伊勢で餃子と言えば「美鈴の餃子」ですが、餃子無人販売所が全国的に大ブームとなり、伊勢にも直売所ができました。
無人店舗だけに立派なレジがあるのかと思ったらナント!お釣りが出ない「料金箱」形式….非ITな対策に一番驚きました。
監視カメラだけがセキュリティっぽいのですが、ここまで低コストに無人店舗を実現する、アイディアに脱帽です。
しかも、意外と美味しい餃子に二度ビックリです。
おまけ「コムデック 今年一番のNEWS」
社内の「仕組み」を変えることで女性の活躍につながった事例を表彰する「チェンジ・デザイン・アワード2021」を受賞した事がきっかけとなり、CBCテレビに取材、放送(2021/6/23 「よしお兄さんのもっとパパにみえてきましたね」)していただきました。
コロナ禍ということで、iPadにZoom接続している「よしお兄さん」と話すリモート取材ではありましたが、弊社としては広報、採用に使える動画を無料で作ってもらえた感じで大助かりでした。
Youtubeに動画がありますので、まだ見ていない皆さま、年末のお忙しい時期ではありますが是非ご覧ください!
▼リモートワークで働きやすく!みえの輝く女子プロジェクト(2021/6/23放送「よしお兄さんのもっとパパにみえてきましたね」より)
セミナー登壇レポート:サイボウズデイズに生田専務とクレーンメンテ広島鳴谷社長が登壇!
先月のImadokiで予告した通り、11月1日、2日の二日にわたって幕張メッセで開催されたサイボウズの総合イベント、サイボウズデイズにコムデックの生田専務と株式会社クレーンメンテ広島の鳴谷社長が登壇しました!
「IT部門が不在でも業務改善を成功させたコツ」ということで、業務改善を進めていくカギとなる「伴走支援」とは何なのか、どうやってIT活用を進めたのかをセッション形式でお伝えしました。
「業務効率を改善し、売上向上に繋げる」という目的のためには、「何をシステム化したら効率化するのか」「そのままシステム化していいのか、業務を再設計すべきなのか」を検討することが重要です。
しかし、中小企業にはIT部門がないことがほとんど。自分たちだけで検討するには、時間も人も足りません。そこで是非検討いただきたいのが、「一緒に考え、業務改善を手助けしてくれる存在」、つまりベンダーです。
コムデックでは、そういった支援を「伴走支援」と定義し、「どうやったら目指す姿に近づくことができるか=その会社にとって価値があるか」を軸にしてIT活用を推進しています。
実際に伴走支援でIT活用を進めてこられた株式会社クレーンメンテ広島さまでは、kintoneアプリを「作って終わり」ではなく少なくとも月に1回は打合せを実施し、現場のご要望に合わせてアップデートしていきました。「作って、使って、改善する」のサイクルを回し、それと同時に定期的に振り返りを行うことで業務改善が続いていくのです。
そんな株式会社クレーンメンテ広島さまが考える業務改善の秘訣は、「ダブルスタンダードを作らないこと」と「従業員さんにストレスを与えないように改善のレスポンスを早くすること」。従来の管理方法から切り替えるという強い意思決定をもって改善は進めますが、一方的に押し付けるのではなく、意見も聞いて使いやすく直したうえで切り替えることが重要とのことです。
その他にも、伴走支援プロジェクトの進め方や効果などを実際の声でお届けした全文はコムデックラボでご覧ください!
株式会社クレーンメンテ広島さま、ありがとうございました!
▼サイボウズデイズ登壇レポート IT部門が不在でも業務改善を成功させたコツとは?伴走支援を徹底討論!
伊勢も辛うじて使えます「Taxi配車アプリ GO」
地方都市である伊勢市ではタクシーは死滅に向かっており、夜駅に着いてもタクシーが居ないのは日常茶飯事。
10万都市にもかかわらず、夜間はタクシーが数台しか走っていない地方都市の現実があります。
※冗談でも何でもなく、お隣の鳥羽市はタクシー会社が無くなって夜間は一切配車されません、観光に来られる際はご注意ください。
つまり出張しない限りタクシー配車アプリなんぞ使う必要がないので、1年ぶりに東京に出張したらタクシー配車アプリ「GO」が一気に?普及していて浦島太郎のようにタクシー配車の知らない世界が広がっていました。
アプリ普及によって、利用者が便利になるだけでなく、配車に関わる人員減、現金管理減、車両の効率運用、運転手の評価までデータ連携することで、生産性が向上する仕組みになっています。
「GO」のようなサービスを体験すると、「どう変わったのか?」「どう企業は、社会は良くなるのか」「自分の会社、仕事に例えるとどうだろう」などと考えるだけでワクワクします。
「GO」アプリは伊勢市でも昼間であれば1~2台は配車可能で辛うじて使えました!!
夜間は「近くに車両がありません」と表示されることが多々ありますが、現在はクーポンがバンバン配信されお得にタクシー乗れますので都市部にお出かけの際に利用して「配車依頼→乗車→支払」がスマートフォンで完結する超効率的サービスを体験してみてください。
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