脱・複写!kintoneで実現する案件管理のペーパーレス化|株式会社サンシンさまのアプリ開発事例
このようなオペレーションで業務を行っている会社様も多いのではないでしょうか?今回は、修理依頼管理にkintoneを導入し、ペーパーレス化を成功させた上下水道保守メンテナンス業の会社様の事例をご紹介します!
目次
修理受付は複写の紙に記入。ファイルをめくって履歴を確認
水道という生活に直結する仕事だからこそ、修理依頼はいつも突然舞い込みます。
kintone(キントーン)導入前のサンシンさまでは、修理受付~請求まで、以下のようなオペレーションで業務を行っていました。
- 修理依頼の電話を社内の事務スタッフが受け付け
- 依頼内容を複写の紙に記入
- 修理に向かえる現場スタッフを電話で連絡し探す
- 担当者が決まれば、担当者に複写の紙の内一枚を渡す もう一枚はファイリング
- 担当者が現地調査を行い、対応可能か確認 現地調査結果を受け取った複写の紙に記入
- 受注し、修理を実施したら事務スタッフがファイリングした控えを元に請求書を作成
この一連の業務の中で、株式会社サンシンさまが特に課題だと感じていらっしゃったのは以下の3つです。
課題1:紙の受付書類に手書きしなくてはならないため、手間がかかる
課題3:過去の修理依頼を確認する時には、ファイルから一枚一枚めくって確認しなくてはならない
対応に緊急を要するものも多く、これらの課題を解決していきたいという思いがありました。
複写の紙をkintoneに置き換え!理想は「検索できる」ペーパーレス化
もともと株式会社サンシンさまで使用していた複写の修理受付用紙はこちらです。
kintone修理案件管理のポイント!入力の手間削減と見える化を両立
修理案件管理アプリのポイント1:顧客名は選択式 基本情報自動入力
そのため、顧客名の一部を入力すれば正しい顧客名を選択でき、電話番号や携帯電話番号、住所等が全て自動で入力されるため、手書きの頃に比べて記入すべき項目がぐっと少なくなりました。
ルックアップ機能について、詳しくはこちら!
▼kintoneルックアップ機能をフル活用!文字結合プラグイン・アプリ間レコード更新プラグインの使い方
修理案件管理アプリのポイント2:新規顧客はリンクから登録
その際、一回修理案件管理アプリを閉じて顧客管理アプリを開き、新規登録してからまた修理案件管理アプリへ戻る…というやり方では手間がかかってしまいます。
そこで、修理案件管理アプリの中に「顧客管理アプリ新規登録画面」へのリンクをつけることで、修理案件管理を開いたまま、新規顧客登録をできるようにしました。
修理管理アプリのポイント3:過去の案件は簡単検索&関連レコード表示
kintoneの修理案件管理に登録された情報は、アプリの中で一覧で確認できる他、一覧内の情報で自由に検索したり、条件を指定して絞り込むことができます。
また、ルックアップで顧客情報と紐づけているため、顧客管理アプリ側から過去どんな修理依頼があったのかを関連レコードで確認することができます。
修理管理アプリのポイント4:ステータスで状況を把握できる
紙の修理受付用紙では、「受注したかキャンセルになったか」「受注の場合、請求したか」の区別があるだけで、その間の状況は担当者に確認したり、別途記録をしておかなければ把握できませんでした。
しかし、kintone化した修理案件管理では、受付~請求、完了まで、細かく情報を記録しておくことが可能です。
これにより、対応が必要な案件が何件あるのかが一目でわかるようになりました。
3つの課題を解決!LINE WORKSの活用も…
これにより、「課題1:紙の受付書類に手書きしなくてはならないため、手間がかかる」「課題3:過去の修理依頼を確認する時には、ファイルから一枚一枚めくって確認しなくてはならい」が解決されたのです。
「課題2:現場スタッフの予定がわからないため、修理対応可能なスタッフを探すのに時間がかかる」については、kintoneと同時に導入したLINE WORKSのスケジュール機能を活用。
「今日誰がどこに仕事に行っているのか、いつなら空いているのか」を事務スタッフ側からも把握できるようになり、担当できる現場スタッフを探すために一人ひとり電話で確認する必要はなくなりました。
▼地域のインフラを支える株式会社サンシンさまでLINE WORKS操作説明会を開催しました!
複写の紙→kintoneのビフォー・アフター!今後のさらなる活用にも期待
複写の修理受付用紙からkintoneに移行したことで、株式会社サンシンさまでは以下のような変化がありました。
kintone・LINE WORKS導入前
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kintone・LINE WORKS導入後
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複写の修理受付用紙に記入
顧客情報等も毎回記入する必要がある
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kintoneの修理案件管理アプリに登録
顧客情報は一度顧客管理アプリに登録すれば自動入力される
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担当できる現場スタッフを探すために、一人ひとりに電話をして確認
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LINE WORKSのスケジュールを確認し、あらかじめ担当できそうな現場スタッフを絞って連絡ができる |
過去の修理案件を確認したいときには、ファイリングした紙を一枚一枚めくって確認
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アプリ内で検索、または顧客管理の関連連コードで確認
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複写の修理受付用紙の内、一枚を現場スタッフに渡して対応してもらう
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kintoneの修理案件管理アプリのレコード画面を印刷し渡す
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修理案件の状況については担当者に確認または別途記録
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kintoneの修理案件管理アプリにステータス項目があるため、そちらで状況を把握
ステータスをグラフ化し、対応が必要な案件を見える化
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現在はkintoneの修理案件管理アプリのレコード画面を印刷して現場スタッフの方に渡しているとのことですが、現場の方が慣れてくれば、kintoneの修理案件管理アプリのレコードURLをLINE WORKSで直接送り、より効率化を進めていきたいとのことでした!
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