Slidoを活用してマスターしてセミナーでの積極的なコミュニケーションを実現!使い方と活用事例を紹介
自社でセミナーや勉強会を開催している企業さま、特に最近はzoomによるオンラインセミナーを開催しているという企業さまも多いのではないでしょうか。
セミナーや勉強会は自社サービスや商品をPRする場として効果的ですが、参加者は聞いているだけの一方的な情報提供になってしまいがちです。
せっかく時間を同期して集まっていただいているのなら、参加者の反応を確かめながら進めたいですよね。
参加者とのコミュニケーションを図るために質問コーナーを設けるケースも少なくありませんが、挙手制の場合はどうしても話し慣れている人・目立つ人の質問がピックアップされがちですし、そもそも質問が挙がってこない……という課題も生まれがちになります。
そんな時、リアルタイムで質問を投稿できるツールを活用すれば、話し手と参加者とのコミュニケーションを積極的に行えます。
今回は、Slidoを活用してセミナーや勉強会などでのインタラクティブなコミュニケーションを実現したコムデックの事例をご紹介しますので、設定方法や使い方が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください!
目次
セミナーや発表会でコミュニケーションを活発化したい!
コムデックでは、定期的にセミナー(担当者勉強会・IT活用戦略セミナー)や社内向けの業績・プロジェクト発表会を開催しています。
セミナーはお客様向けにITを活用していい会社を目指すための方法や便利なツールの紹介を行い、社内向けの発表会では全社員参加で目標に向けた進捗状況等を共有しています。
毎回多くのお客様が足を運んでくださるセミナーは、自社のサービスやITツールを知ってもらうためというよりも、「参加していただいた方に有意義な時間を過ごしてほしい」「自社のこれからについて考える機会にしてほしい」という気持ちで開催しているのが特徴です。
一方的に情報をインプットするだけではなく、その時自分が考えたこと・質問をアウトプットすることでより理解が深まることは皆さん体感していらっしゃるかと思いますが、セミナーと言う場でアウトプットを行うのはなかなか難しいものです。
セミナーの内容を受けて、プレゼンターと参加者が意見交換できるような場を設けることが理想的ですが、前述の通り質問コーナーを設けてもなかなかコミュニケーションは活性化しないのが現実と言えるでしょう。
セミナーを運営する中で「質問を投げかけてもなかなか意見が出てこずに空気がしらけてしまう」「いつも同じ人しか発言しない」といった課題に直面した方も多いのではないでしょうか?
もちろんセミナーという場は情報のインプットがメインですが、それだけではなく「参加者との双方向のコミュニケーションを通じて、より良い機会にしたい」というのがコムデックの思いです。
そのためには、「参加者が本当に聞きたかったことや多くの方が聞きたいと感じていることに寄り添うことで、満足度の高いセミナーにする必要がある」と考えていました。
Slidoでプレゼンターからの回答がリアルタイムで可能に!使い方・設定方法を解説
話し手・聞き手の双方向のコミュニケーションを活発化し、有意義なセミナー・発表会にするために、コムデックでは「Slido(スライドゥ)」を導入しました。
「Slido」とは、質疑応答やアンケートに特化したクラウドサービスです。
セミナー参加者から質問を受けたりアンケートを設置したりすることで、プレゼンターがリアルタイムで回答できます。
スマホやノートPCからでも運用できるだけでなく、YouTubeやGoogle Slidesなどのソフトウェアと統合できたり、ほとんどのビデオ会議ツールで使用できたりする点も魅力です。
Slidoは無料でも利用でき、参加者側のアプリインストールやアカウント登録も必要ありません。
プレゼンター側は登録が必要になりますが、簡単な内容だけなので1分足らずで投稿用ページを用意できます。
Slidoの設定方法・使い方も簡単で、まずは、イベント名と期間を設定します。
英語表記ですが、わかりやすい仕様のため問題なく入力できます。
次に、共有用のURL/QRコードを作成します。
「Share link with participant(リンクを共有)」「Download QR code (QRをダウンロードする)」のいずれかを選択しましょう。
上記で発行したリンクをクリックする、もしくはQRコードを読み込むことで、参加者はSlidoのイベント画面に移動し、質問や感想を送ることができます。
スマホからの投稿画面はこのようになっており、手軽に質問や感想を投稿できるようになっています。
Slidoを活用すれば、話の途中で気になったことをすぐに投稿できる他、プレゼンターからの回答をリアルタイムで行うことができます。
シンプルな仕様のため、当日参加される方でクラウドツールに慣れていない方でも、無理なく利用可能です。
実際に、コムデックでは「IT活用戦略セミナー2023」にてSlidoを活用しました。
各登壇者への質問を受け付けるページをご用意したり、セミナー内で質問に対してリアルタイムで反応できたりと、有意義な時間になりました。
セミナーについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています!
▼IT活用戦略セミナー2023 サイボウズ株式会社青野社長登壇!リスキリングで社内にデジタル活用人材を増やそう
Slidoは各イベント画面の履歴が残るため、時間内にすべての質問に目を通せなかったとしても、イベント終了後に確認・回答することが可能です。
Slidoには有料プランも用意されており、大規模セミナーで参加者に対してさまざまな質問やアンケートを作成したり、管理者による質問のフィルタリング機能を使用できたりと、活用の幅が広がります。
セミナーや発表会でSlidoを活用するメリットとは
セミナーや勉強会、発表会などでSlidoを活用するメリットは、プレゼンターと参加者の間でインタラクティブなコミュニケーションがとれることです。
質問だけでなく感想も投稿できるので、双方向で気付きを共有できます。
テキスト形式かつ匿名でも投稿できるため、手を挙げづらい人や場でも質問しやすいという点も魅力です。
「質問が多いと重要な質問をピックアップするのが難しいのでは?」と感じるかもしれませんが、Slidoでは質問に対して他の投稿者が「イイネ!」を押せるので、気になっている人が多い、かつ重要な質問に優先的に回答することができます。
セミナーや大人数が参加する会議等では、どうしてもコミュニケーションがプレゼンターからの一方通行になりがちです。
Slidoを活用すれば、参加者のリアルタイムな質問への回答・感想を共有できるので、インタラクティブなコミュニケーションが可能となります。
匿名性が保たれることで、質問をしやすい環境を作ることができる点も大きなメリットといえるでしょう。
もともと海外で浸透していたSlidoですが、最近では国内でも活用されており、多くのセミナーで積極的なコミュニケーションを実現しています。
Slidoを活用してインタラクティブなコミュニケーションを実現しよう
オンライン会議やツールの普及によって、全国の既存顧客や見込み顧客とつながりやすくなりました。
また新型コロナウイルスが原因の行動制限もなくなり、セミナーや勉強会を再開、または新たに開催する、という企業さまが増えています。
セミナー開催にあたり「一方通行なコミュニケーションではなく、参加者との効果的な情報交換ができる場にしたい」と考えているプレゼンターの方も多いのではないでしょうか?
Slidoを活用すれば、リアルタイムに質問に回答でき、インタラクティブなコミュニケーションが可能になります。
コムデックでは、今後もセミナーや社内の発表会などでSlidoを利用していきたいと考えています。
コムデックでは「コムデックが実際に使ってみて良かったツールやサービス」をおすすめしています。
自社が開催する勉強会で参加者との円滑なコミュニケーションを図りたい、とお考えの方は、ぜひSlidoの利用を検討してみてください!