【インタビュー】産休前の仕事の引き継ぎも、蓄積したノウハウを生かしてリモートでスムーズに
経歴と、自己紹介をお願いします!
コムデックで主に採用、ライセンス管理を担当している平石理子と申します。
来年4月に小学校入学予定の長男がおり、長男出産前は小学校で養護教諭として働いていました。
2019年、子育ての時間を十分に確保しながら働ける環境を求めてコムデックに入社し、同年の夏から出社とリモートのハイブリッド勤務をしています。
今年11月には長女を出産し、現在産休中です。産休前は、東京在住のスタッフにお互いリモートで仕事の引き継ぎを行いました。
ハイブリッド勤務で仕事と家庭を両立するために、工夫されていることはありますか?
採用業務では応募者の方のご希望により面接が夜間になることもあるので、時間の使い方は工夫をしています。
たとえばその日のスケジュールに合わせて、家事をする時間を調整しています。
特に昼休みの使い方は、出社とリモートで大きな差があるかもしれません。出社時は昼食をとりながら会社の仲間とコミュニケーションをとる時間、リモート時は昼食はパパっと済ませ、一人寡黙に夕食の下ごしらえや掃除などをこなしています。
リモートでの仕事の引き継ぎはどのように行われていますか?
これまでのノウハウの蓄積もあり、採用業務の大部分がリモートでも対応可能な内容になっているので、リモート可として後任を募集しました。
引継ぎ業務の詳細についてはEvernoteにまとめたものを後任と共有しています。オンライン会議ツールは、ケースバイケースでZoomもしくはTeamsを使用しています。
普段のやり取りや細かなフォローはLINE WORKSを使用しています。
リモートでの引き継ぎをスムーズに行うコツは何でしょうか?
普段の業務でもリモートでのやりとりが多いので引継ぎだけに限りませんが、コミュニケーションの取り方には配慮が必要と感じています。
オンラインのみのコミュニケーションになるので、Zoomで話す際には業務外のコミュニケーションを少し入れるようにしたり、LINE WORKSでのやりとりの際はある程度言葉を選択したりしながら、相手にわかりやすく伝わるよう心掛けています。
リモートで引き継ぎをしてみて、感想はいかがですか?
リモートでの引継ぎの最大のメリットは、Zoomなどでやり取りの録画を残せることだと思っています。「聞いたはずなのに忘れてしまった」というのは仕事の引き継ぎでよくある困り事ですが、そんなとき、細かなメモを残していなくても録画を見て確認することができるのは、オンラインならではです。
またオンラインでの引継ぎだと、途中で電話がかかってくるなどの横やりも入らないので、対面よりスムーズに進むことも多いと感じています。
育休中の会社との業務に関するやりとりは、どのようなツールを使いますか?
普段からリモート勤務をしているので、育休中も普段と使用するツールは何も変わりありません。そういった面でも、育児と仕事の両立にあたり、慣れないツールや、慣れない働き方をしなくていいのは精神衛生上非常にありがたいと思っています。
産休前の仕事の引き継ぎに不安を感じている女性に、メッセージをお願いします。
まずは早めに引継ぎ計画を立てることはもちろん重要だと思います。
普段から自分の行っている業務をマニュアル化し、いつでも人に引き継ぎができる準備をしていたのもよかったと思います。あとは周りの人に相談して、適度にサポートしてもらうこともポイントです!
長男の育児を経験し人間的に成長できたこともあり、産休・育休期間をブランクと捉えるのではなく、新たな経験を積むことで自分に新たな価値が加わると信じています。