「いい会社すぎて他に行けない」男性の私が育休を取得して感じたこと
コムデックの島上です!
今回は、私が育休を取得したときの様子を振り返ってみたいと思います。
これから「育休を取得したい」という男性の方の参考になれば幸いです。
育休を取得しようと思ったきっかけ
私は長男が生まれるときに育休を取得しました。
家庭を円滑に回すためには、妻が里帰りから戻るタイミングで、今後の育児の負担を減らすための環境を整えておく必要があると思ったのがきっかけです。
また、私には4歳の長女がいるのですが、「生まれてくる0歳の長男と長女の2人の育児を同時に行うことの大変さを身をもって知りたかった」という想いもありました。
長男の短い乳児期間をできるだけ一緒に過ごしたいとも考えていたので、育休を取得しようと決意しました。
育休取得までの流れ
育休を取得したいという旨は出産の半年前に社長に伝えたのですが、「いいんじゃない?それだけ先ならスケジュールも共有できるでしょ?」と二つ返事で快く承諾いただけました。
承諾いただけてから育休を取得するまでの流れは、以下のように進みました。
- 2022年11月:会社に育休を相談、快諾
- 2023年2月:出産日が確定、家庭内で日程を調整
- 2023年6月:期間中の社内体制と顧客連絡についてアドバイスをいただく
- 2023年7月:部内に共有
- 2023年8月:顧客に期間と期間中の担当者を連絡
- 2023年8月7日~8月18日:育休期間
社内メンバーには個人的に伝えていたこともあり、皆さんが休みを考慮した対応をしてくれて、不安なく進めることができました。
特に開発案件のスケジュールとタスク分配は、部内のメンバーの協力によって調整してもらえたので、とても助かりました。
育休中の1日の過ごし方
育休は8月7日~8月18日の2週間取得しました。
この日程を選んだ理由としては、出産から4か月経って長男の予防接種がひと段落し、里帰りから帰宅するのによいタイミングというのと、お盆休みと重なっているので、世間も休み中で仕事への影響が少ないと思ったからです。
育休中は以下のようなスケジュールで1日を過ごしていました。
- 6:30:起床
- 7:00~8:30:長女の保育園準備、長男起床
- 9:00:長女を保育園へ送る
- 9:30~12:00:育児の負担を減らすための環境整備
- 12:00~13:00:昼休憩
- 13:00~14:30:育児の負担を減らすための環境整備
- 14:30~15:30:夕食準備
- 16:00:長女のお迎え
- 16:30~18:00:夕食
- 18:00~18:30:休憩
- 18:30~20:00:長女、長男をお風呂に入れる
- 20:30~21:00:長女の歯磨き、就寝準備
- 21:30~:長女・長男就寝
- 子供たちが寝た後:1日の振り返り、残り期間で実施するタスクの確認
すべての動きが赤ちゃん中心です。
私が仕事に復帰した後のことを考え、育休明けの妻の動きを想定して動いていました。
育休を取得してみて感じたこと
実際に2週間育休を取得してみて、普段、妻がどれぐらい大変かを身をもって知ることができました。育休明けからの妻の負担を減らすため、家の環境を整備できたのも良かったです。
ただ、休み中でも急ぎの要件は対応が必要なため、飛び交うチャットがどうしても気になりました。
とはいえ、家庭としてはメリットしかないと思います。
妻と子供のことを考え、育休を取得して良かったと感じています。
妻も、「夫が仕事をしている間、家でどのように育児を行っているか理解してもらえてよかった」「育休期間で1日のやることを共有できたので、夫の仕事復帰後も帰宅してから家のことを言わずにやってもらえるようになった」と喜んでいました。
育休明けもスムーズに復帰できました。
休み中もチャットが来ていて気になってはいたのですが、それを追いかけることで会社の動きが把握できた点は良かったです。
育休を取得しようか悩んでいる男性へメッセージ
実際に育休を取得した立場から、家族のことを考えると男性も育休を取得することをおすすめします。
子供が赤ちゃんなのは一瞬です。その期間に集中して育児ができることは、いつか振り返ったときに自分のためにもよい時間になると思います。
私の場合は上司や仲間にも恵まれていたので、会社からも快く育休に送り出していただけましたし、復帰もスムーズに迎えていただけました。
コムデックでは男性でも育休を取りやすい環境が整っており、周りも協力的なので大変ありがたかったです。
今回私が育休を取得したことで、会社で今後育休を取得したいと思った人が迷うことなく休みを取れるようになれば嬉しく思います。