【先輩のキャリアパス】ソフトスキルを活かして顧客から頼られる人材に

コムデックの古株である西道さん。kintoneの導入サポートにとどまらず、クラウドストレージやチャットツール、勤怠管理や会計ソフトなどのさまざまな製品の導入を企業様へ後押ししています。今回は、まだまだ成長が期待できる西道さんの学生時代やコムデックに入社した理由などを深掘りしていきます。

どんな学生でしたか

アルバイト･サークル･ボランティア活動と、さまざまな経験を積んだ学生時代でした。とくに思い出に残っているのは、大学2年生から始めたボランティア活動です。「ありがとう」と言われることに感動しました。性格というか、基本的に自分のためというよりは、誰かのために何かしたいと考えていたと思います。

どんな専攻(前職)でしたか

広島大学で「筋生理学」を専攻していました。聞き馴染みがないかもしれませんね。主に、筋肉中のグリコーゲン量や入浴が筋肉疲労を軽減するメカニズムなどについて研究していました。コムデックには新卒で入社したので、前職はありません。

入社した理由やきっかけはなんでしたか

就職活動をはじめるとき「大学院に行っていなければどの企業に入ってもスタートは皆同じだ」と考えていました。そのため、大卒で就職するなら「大手企業に入社し全国転々とするか」「地元のベンチャーか」の2択だったんです。

そのなかで、大学時代に知り合った企業からコムデックを紹介されました。何かの縁だと思い、入社を決めました。

1年目にはじまった仕事はどんな仕事でしたか

入社当初は、電話対応･パソコン納品･新規事業への参加･展示会のキャッチ･テレアポなど、幅広い業務に携わっていたと記憶しています。プログラムはてんでダメでしたね…(笑)

1年目に印象に残っている仕事はありますか

Evernote事業部の立ち上げに携わったことです。新規事業立ち上げに伴うさまざまな作業を行いました。社内にはこれまでやってきた先輩がおらず、自分で考えるしかなかった…という状況はかなり印象に残っています。とにかく当時の生田MG(現社長)についていくことに必死でしたね。

入社してからギャップに感じたことはありましたか

正直あまり感じませんでした。ボランティア活動で培った「人の役に立ちたい」や「常に新しいことにチャレンジしたい」という性格などが、コムデックにぴったりはまったのかもしれません。

入社後の転機を教えてください

1年目

入社半年で新規事業の立ち上げメンバーに参加したことです。右も左もわからない状態だったので、何をすればいいのかがわからず苦労しましたが、当時を振り返るとセミナー企画やサービスメニューの作成、顧客が喜んでくれることは何かを考えるなど「新入社員ではなかなか経験ができない業務」に携われる機会をいただけたと思います。

3～4年目

徐々に顧客の主担当を任せてもらえるようになってきたのがこの時期です。コムデックから提供できるクラウドサービスの数も増え、操作説明や運用定着のためのノウハウが自分の中で構築され始めたと思います。長い下積みの経験がやっと活きてきた、と感じましたね。

現在

顧客から求められるレベルが高まるにつれて、自分自身のスキルアップも必要だと強く実感しています。多様化するご要望に対して、自分たちが何ができるのかを考えることに注力して日々過ごしています。

また、少し前から後輩の教育を担当することになったんです。顧客とのコミュニケーションの取り方や、業務のやり方などを教える機会が増えました。教えることは自分自身の整理にもつながることを実感しながら、日々後輩の成長に驚いています。

1〜3年目までで今につながっているなと思うような出来事はありますか

担当顧客数が少なかった時代(1〜3年目)に、とことんその顧客のことを考え続けたというのが今につながっていると思います。

顧客ごとに抱えている課題は違います。顧客ごとに最適な提案をするためには、企業の事業内容を理解したうえで「今なにをしていて、なにができていないのか」を深掘りしていかなければいけません。

担当数が少ないときに、顧客のことを知る･課題解決に必要なことをとことん考える、という基礎を身につけられたことは、今でも自分の財産となっています。

今後挑戦していきたいこと

事業規模が大きいところにどこまで通用するのか、挑戦したいです。そのためには、日々自分の経験やスキルを積んでいかなければ、とも考えています。

先輩の1日スケジュール

8:30～：メール/チャットチェック & 返信
9:00～：顧客との打合せ(kintone対面開発)
11:00～：メール/チャットチェック & 返信
11:30～：新規営業(Zoom)
12:00～：休憩
13:00～：顧客との打合せ(kintone対面開発)
15:00～：kintone環境構築
17:00～：明日以降のスケジュール確認＆残タスクの確認
17:30：退社

就活生に対してメッセージをお願いします

「どういう企業に入ればいいのか」と迷うこともあると思います。私は縁を感じて入社しましたが、働いている人が楽しそうにしている職場が一番いいと思います。

企業の名前や事業規模だけでなく、どんな人がどんな顔で仕事をしているのかにも注目してみてください。自分が入社したらどんな風に働けるだろうとイメージし、楽しそうなら飛び込んでみるのがよいと思います！

【編集部より】
ソフトスキルに長けている西道さん。コミュニケーション能力が高く、お客さまと会食することもあります。顧客の悩みについて、また解決するにはどうすればよいのか、を常日頃考えている彼だからこそ、顧客からの信頼も厚いのです。コムデックでは、入社当初のスキルだけを重視するのではなく「企業の役に立ちたい」「顧客のことをもっと知りたい」と考えられる人を求めています。