口頭でのやりとり&社内PC依存からの脱却!LINE WORKS・Dropbox活用|土木工事業中村土建株式会社さまの導入事例
もし、電話やメールで個別にスタッフを当たられているようであれば、LINE WORKSやDropbox Businessを使うことでより効率的に情報伝達ができる導入事例をご紹介します。
目次
「誰が何をしているか」をすぐに把握したい。現場の悩みをLINE WORKSで解決!
今回コムデックに相談をいただいたのは、官庁工事や民間工事を行っている中村土建株式会社さま。
昭和24年創業に三重県松阪市にて創業し、三重県からは「男女が生き生きと働いている企業」として公式認定を受けています。
また、社内には若手からベテランまで、幅広い年齢層のスタッフが在籍しています。
「伝えたつもりでも伝わっていなかった…」といった、意思疎通のズレが起こりやすいコミュニケーションが行われていました。
個人のハードディスクに依存した情報管理をクラウドツールDropbox Businessで解決!
案件の進捗を確認するために現場の資料を確認しようにも、データが共有されていなかったのです。
社内のコミュニケーションがうまくいかないことで起こるミスを少しでも減らすために、コムデックが提案したのは2つのツール。
LINE WORKSでトラブル発生時の対応がスムーズに
LINE WORKSとは?リアルタイムでグループ会話ができる
LINE WORKS(ラインワークス)のメリットを簡潔にまとめると下記の通りです。
- グループごとにチャットが可能
- 写真や動画で情報伝達の質がアップ
- スケジュールやファイルの共有ができる
- プライベートのLINEアカウントを使う必要がない
- 操作性は通常のLINEと同じなので、使いやすい
「急に〇〇まで行かないといけない。誰か行ける?」といった緊急を要する内容でも、社内のLINE WORKSグループに投げかけることで、即座に対応することが可能に。
Dropbox Businessで最新データにすぐにアクセス!
Dropbox Business(ドロップボックスビジネス)は、世界で6億人ほどが利用している無料のクラウドストレージDropboxのビジネス版です。
クラウドストレージとは、「参加しているメンバーであれば誰でもデータファイルが閲覧・編集ができる」というものです。
Dropbox Businessであれば、容量を気にすることなく利用できるため、図面や各種資料のデータ容量が大きくなることが多い建設業の会社さまでも便利にお使いいただくことが可能です。
個人のPCにデータを保存してしまうと、他の人は簡単にアクセスできません。
また、メールで毎回送るのも時間のロスです。
加えて、データを更新する度に共有しなければいけません。
自身のデータをDropbox Businessに入れるだけで、誰でもオンライン上でファイルを見ることができます。
もちろん、共有をする相手や閲覧や編集などの権限も詳細まで設定可能です。
今までは、社内にいる事務スタッフにデータ送付を依頼することもあった中村土建株式会社さまでしたが、Dropbox Businessの導入で、PCやスマホから最新のデータを確認することができるようになりました!
中村土建株式会社さまのビフォー・アフター!
最後に、LINE WORKSとDropbox Businessの導入で、どのような変化が起こったかをまとめてみました。
ビフォー | アフター |
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情報共有は電話・口頭・メモが多く、伝え漏れ・対応漏れがあった 。 | 【LINE WORKS】 グループチャットで情報共有がリアルタイムに。 スタッフが困っている時に相談しやすくなった。 情報の一斉共有(緊急時の連絡)や引継ぎも容易になった社内のコミュニケーションが活発に。 情報の出し手と受け手で認識のズレがなくなりつつある。 |
データはスタッフのPCに保存。 工事を担当しているスタッフや工事の進捗が把握しづらかった。 |
【Dropbox Business】
ファイルを社内で共有することで、誰でもいつでも最新の情報にアクセスできるようになった。間違えてファイルを消しても復元が可能に。 |
今回紹介したLINE WORKSとDropbox Business。
「できない・慣れない」を楽しみながら、IT化は進められる
LINE WORKSやDropboxなどは、スマホ世代の若手社員にとっては親しみやすいものの、年配のスタッフにとっては慣れるまでに時間を要するのも事実です。
そのため、中村土建様の社内では「聞くより調べる」という習慣づけを大切にしました。
社内の情報伝達方法が変わるのは、少なからずストレスを伴います。
導入からしばらくし、社内が新しい情報共有スタイルに慣れてきました。
今後は、若手社員が現場で感じたことや悩んでいることを相談できるような意識作りや、スケジュール管理と共有などを進めていく予定です。