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kintoneのプラグインを使ってテーブル一覧の小計・合計を見やすくカスタマイズ|建設業 KRS株式会社さまのアプリ開発事例

kintone テーブル活用カスタマイズ・プラグイン

kintoneには、一つのデータの中で複数のデータを登録できるテーブル(サブテーブル)という機能があります。

必要に応じて簡単に行を増やせるので便利なのですが、標準機能ではテーブルデータを一覧表示できません。
また、テーブル行に入力された数値の合計自体は標準機能でも可能ですが、テーブル外の項目になるため「エクセルと同じように、テーブルの内容の下に小計や合計を表示したい」といった要望には対応が難しいのが現状です。

元々エクセルで集計を行っていた企業さまは、「一覧画面でテーブルの内容やそのテーブルの小計を見たい」「テーブルが登録されている複数のレコードを全て合計して、一覧上で確認したい」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、プラグインを使って見やすい集計行を実装したKRS株式会社さまの事例を紹介します。
後半では、テーブルのコピーや編集に関する便利なプラグインも紹介していますので、是非ご覧ください。

kintoneの標準機能ではテーブルを一覧表示できない

KRS株式会社さまは、岐阜県土岐市に本社を構え、岐阜・愛知・三重を中心に建設業を営む企業さまです。
大規模な足場工事や土木工事など、難易度の高い工事にも対応できる高い技術力を強みとして、さまざまな現場の工事を請け負っていらっしゃいます。

KRS株式会社さまでは以前からkintone(キントーン)を活用されており、これまでエクセルで管理していた工事台帳をkintoneに移行させた実績があります。
過去のアプリ開発事例については、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

▼kintoneで工事台帳の集計を自動化して原価管理を効率化!|建設業 KRS株式会社さまのアプリ開発事例

そんなKRS株式会社さまが、次に注目したのが現場日報の集計業務です。

金曜日~木曜日で区切られた一週間の施工現場や施工内容、原価などをkintoneで管理できるよう「現場日報の集計アプリ」を作成しましたが、kintoneの標準機能では一覧画面でテーブルデータの中身まで表示できません。
プラグインを使えば一覧表示も可能ですが、そうすると今度は小計や合計の見え方がイメージ通りにならないという課題がありました。

手間なく現場日報を集計し、なおかつ従業員ごとの小計や全体の合計がひと目で分かるアプリにしたいと考えたKRS株式会社さまは、「現場日報の集計アプリ」をプラグインを使って改良することにしました。

「krewDashboard」だと、小計・合計の見え方がイメージと違う……

見やすい集計行を表示するために、KRS株式会社さまではまず「krewDashboard(クルーダッシュボード)」というプラグインの実装を試みました。

krewDashboardは、メシウス社が提供する有料のプラグインで、kintoneデータを1画面でダッシュボード化できます。
プログラミングの知識が無い人も、直感的な操作で表やグラフ、ピボットテーブルなど多彩な表現のダッシュボードを作れるのが魅力です。

しかし、実際に「現場日報の集計アプリ」でkrewDashboardを使ってみたところ、小計・合計の見え方がいまひとつ意図した通りにならなかったため、他の方法を検討することにしました。

「krewData」と「テーブルデータ一括表示プラグイン」で理想通りの表示を実現

次に試したのが、「krewData(クルーデータ)」「テーブルデータ一括表示プラグイン」という2つのプラグインを使う方法です。

krewDataは、krewDashboardと同じメシウス社が提供する有料のプラグインです。

kintoneの標準機能では難しい、複数アプリにまたがるデータを自動で集計・加工してくれます。

KRS株式会社さまでは、「現場日報の集計アプリ」で週の施工現場や施工内容、原価などを拾うよう集計フローを設定しました。
そして、その計算結果(1レコードのテーブルの合計や、テーブル全ての合計)を、あえて「小計」や「合計」という明細名で「別のレコードのテーブル」に一つずつ登録しています。
標準機能のテーブル内数値を合計する機能を使うのではなく、別レコードのテーブルとして集計結果を登録することでKRS株式会社さまの理想とする見え方を実現しました。

もう1つの「テーブルデータ一括表示プラグイン」は、TISが無料で公開しているプラグインです。
一覧表示の画面で「表示する」ボタンをクリックしなくても、データを一括表示できるようになります。
このプラグインは、設定画面で非表示にしたいフィールドや条件書式などを指定するだけで、簡単に設定できます。

例えば「値が〇円以上ならセルを赤く表示する」のような設定も可能です。
さらに、一覧表示ではエクセルのように表示列の固定もできます。
これにより、横に長い表をスクロールしても、常に見出し列が表示されるので見やすくなります。

上記2つのプラグインを使って、実際に集計行を表示させた画面がこちらです。

一覧表示

従業員ごとの1週間の日報が一つのレコードのテーブルとして登録されており、その下にその従業員の小計レコードが登録されています。
(KRS株式会社さまでは、一部メンバーは個別に集計を行いますが、それ以外のメンバーは「その他」として集計しています)

そして、その週間集計の一番下に全員の合計レコードが入るようになっています。

今回は、テーブルデータ一括表示プラグインの機能で項目名に「小計」が含まれる場合には行全体を水色にし、項目名に「合計」が含まれる場合には行全体を青色にして、一目で小計と合計がわかるようにしました。

プラグインを使って集計行をカスタマイズするメリット

KRS株式会社さまは、プラグインを使うことで小計や合計など、必要な情報がひと目で分かるようアプリを改良できました。
この状態なら、テーブルを一覧上で見るときの標準機能である「表示する」ボタンをクリックしなくても、最小限の操作で欲しい情報にたどり着けます。

テーブルデータに関する便利なプラグイン3選

kintoneのテーブルデータを扱うとき、今回ご紹介した「テーブルデータ一括表示プラグイン」以外にも便利なプラグインがあります。
ここからは、特におすすめのプラグインを3つ紹介します。

テーブルデータ一括編集プラグイン

テーブルデータ一括編集プラグインは、一覧画面上で「表示する」ボタンを押さなくても、エクセルのようにそのままテーブルデータを編集できるようになるプラグインです。

こちらの記事では、別の建設業者さまがこのプラグインを使って「工事案件管理アプリ」をカスタマイズした事例を紹介していますので、あわせてご覧ください。

▼kintoneで予実管理!実績集計はkrewDataで自動化|総合建設業 株式会社太昭組さまのアプリ開発事例

テーブルデータコピープラグイン

テーブルデータコピープラグインは、テーブル内のデータをコピーして活用したいときに、一行一行のデータをレコードに変換して別のアプリに登録できるプラグインです。
案件管理や請求管理のように、特定の項目で絞り込んだデータを加工したいときに重宝します。

こちらのプラグインの活用事例についても、以下の記事で詳しく紹介しています。

▼【動画あり】kintoneで製造業の在庫管理を実現する方法をケース別に5つ紹介

ルックアップ内サブテーブルコピープラグイン

ルックアップ内サブテーブルコピープラグインは、テーブルに登録されたデータもルックアップで別アプリにコピーできるプラグインです。

こちらの記事では、人材育成業者さまが研修のスケジュール管理アプリをカスタマイズした事例を紹介していますので、あわせてご覧ください。

▼kintoneでスケジュール管理を効率化!便利なプラグインもご紹介|人材育成事業 メイクカンパニー合同会社さまのアプリ開発事例

kintoneをカスタマイズしてもっと便利に活用しよう

kintoneのテーブルデータは便利な反面、標準機能だけではあと一歩、かゆいところに手が届かないことがあります。
そんなときは、プラグインを活用することで理想の使い勝手を実現できます。
プラグインは、無料で利用できるものもたくさん公開されていますので、積極的に試してみましょう。

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この記事を書いた人

西道 涼

『クラウドサービスの先導者』

日本人の心のふるさとである”三重県伊勢市”を拠点に、中小企業のDX化を支援しています。 主に中小企業のクラウドサービスの提案から導入支援まで、一貫してサポートさせていただいております。 たくさんのクラウドサービスが普及する中、どのクラウドサービスが自社に合っているのか…お悩みではありませんか? 是非一度御社の理想をお聞かせください。ぴったりのクラウドサービスをご提案させていただきます!

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