kintone Café三重Vol.6に参加してきました
2020年2月21日(金)、「kintone Café 三重 Vol.6」が開催され、弊社スタッフも参加しました。
kintone Café三重 過去のレポートはこちらからご覧ください!
今回は「kintoneプラグイン研究会」と題して、いつもの講座形式から趣向を変えての開催となりました。
目次
kintoneプラグインとは
kintone(キントーン)プラグインとは…インストールするだけでkintoneの標準機能では実装されていない機能を実装することができる追加プログラムのこと。
プラグインは無料のものから有料のものまであり、実装できる機能も幅広く公開されています。
まずは自己紹介と、みなさんのkintone歴についてトーク。
kintoneプラグイン研究会スタート
「プラグイン研究会」の名の通り、「その場で新規アプリを作成し、研究してみる」実践方式にて実施。
設定、レコード登録、結果をみてみる…という一連の流れを皆で見ながら、
「うちだと●●業務で使えそう!」と利用シーンを想像してみたり、
「こういう条件のときってどうなる?」と、機能理解の深堀ができました。
1つ目ピックアップされたのは、TISの「アプリ間レコード更新プラグイン」。
キーフィールドを元にルックアップ参照先と参照元アプリ両方のレコードを一気に自動更新してくれるプラグインです。
設定シーンを見ながら、参加者の方から「丁度この前、この機能欲しかった…」とため息が…
その方は、イベントの来場者マスタアプリから、参加者記録アプリに登録をした後に、ルックアップ元のルックアップ対象フィールドである「会社名」フィールドを変えなければならず、困ってしまったそうです。
慌ててルックアップ対象フィールドを会社名からレコード番号に変えたそうですが、なかなかの手間だったとのこと。
プラグインを知っていれば直さなくても済んだな~…と話していらっしゃいました。
続いて「これは便利だね~!」と盛り上がったのが、TISの「ルックアップデータ変換プラグイン」です。
一度作ったルックアップフィールドのフィールドタイプを変えたい、というときに使うプラグイン。
特にアプリを作ったばかりのタイミングで、フィールドタイプ(文字列なのか、ドロップダウンなのか、ラジオボタンなのか…など)が固まっていないときに便利ですね、という声が。
参加者みなさんのおすすめプラグイン
参加者各々のおすすめプラグイン紹介も行いました。
参加者の生田さん一押しのプラグインは「関連フィールドデータ一括取得プラグイン」だそうです。
マスターデータは変えたくないけど、コピー先のアプリでは、ルックアップからコピーしてきたフィールドの値を変更したい…というときに使えるプラグインです。
そのほかにも、プラグインがモバイル版にも対応しているのか?がすぐわかると良いですね、という話がありました。
佐田さんはgoogle chromeのデバッグ機能(F12キーを押し、スマホの画面表示ボタンをクリック)を使ってプラグイン読み込み後にモバイル画面を表示させてチェックしているそうです。
初めてプラグイン研究会でしたが、プラグイン未経験者の方からは「めちゃくちゃ便利になりますね。今まさに困ってたところです、これから早速使います!」と喜んでいらっしゃったり、既に使っているプラグインについても、ほかの参加者から「うちはこういう風に使っているよ」と、別の活用方法を教えてもらえて、より理解が深まったり、誰にとっても発見のある回になりました!
kintoneは使っていて、ある程度基本機能を知っていても、プラグインの存在そのものを知らない方も多い…
そんな情報ギャップを埋めて、三重のkintoneユーザーがより便利に効率よくkintone使いこなせるようになるといいな!と参加者皆で話しました。
次回開催は2020年3月27日! 詳細決まり次第こちらに案内が掲載されます。