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中小企業は一気にお客さまを増やすな

お疲れ様です!

年始一発目の仕事がyoutube撮影という事で年末年始恒例の暴飲暴食を何とか我慢できたコムデック生田です。
#youtuberたるもの正月太りはダメ
#まだまだ底辺youtuberの癖に意識は高い
#この1年で仕事内容も優先順位も大きく変わりました

さて
今日は「中小企業は一気にお客さまを増やすな」というテーマでお話したいと思います。
特に業務改善やIT活用の話ではなくて僕のしくじり話をお届けしたいと思います。
#コムデックメンバーには良く話している内容です

ご存じの通り、コムデックは中小企業の業務改善を目的としたkintone構築が得意な会社でして、
怪我の功名といってはなんですが、コロナを期に三重県中心に展開していた事業がzoomを活用する事で全国展開できるようになりました。
一方でkintone構築にかかわるメンバーはコロナ前から大きく増えたわけではないので、一人一人の生産性(効率化)を高める事が全国の中小企業の皆さまに貢献するための鍵となっています。

そういう訳で僕がまず全国の中小企業の皆さまにkintoneを効率よく届けるために取り組んだ事というのが、
kintoneを「皆さまの目の前で一からつくる」クラシックスタイルから「あらかじめ準備しておいたパッケージを導入する」Newスタイルへの変更です。
これまでに様々な業種の中小企業の皆さまと一緒に業務改善させていただいた経験から例えば建設業だったらこんなkintoneがいいだろうな!という勘所がわかっていたので、
あらかじめ業種別のkintoneパッケージを一気にご用意しておく…といった事前準備を実施しました。
#一気に10種類以上作ったので滅茶苦茶現場を疲弊させました…この場を借りて謝りますゴメンナサイ

このパッケージのおかげで圧倒的にkintone提供スピードがアップした事は言うまでもないのですが、ありがたい事にkintone事業が自然と全国にスケールしていったわけです。
#HPに掲載した事で問い合わせが増えました

さらに、パッケージを提供するメンバーにとってもパッケージを準備した経験から業種に関する理解が深まり(特に課題感)、お客さまとの会話のレベルも高まって(お客さまからも喜ばれる)良いこと尽くしじゃないか!と自分の打ち手が当たった事に喜びを隠しきれませんでした。
#僕の物語がこのままハッピーエンドなわけがない

しかし、ある時ふと感じた事が、「皆さまの目の前で一からつくる」クラシックスタイルでkintone構築したお客さまの方が、パッケージ導入させていただいたお客さまよりコムデックに対するの信頼度が高いな(色々相談してもらえている)、と。
そこには明確な理由があって、一つ目は会う回数が多いという事。二つ目はつくる過程においてお客さまの理解(IT得意不得意や現場の忙しさ、経営者のビジョン)もできていたという事です。
#業種理解に加えて顧客理解できていたら最高

したがって、パッケージと異なって、kintone環境が完成したころには、熟年主婦のような関係になっているというのがクラシックスタイルのいいところだったなんです。
#パッケージのスピードは相互理解を代償としたものでした

どちらがいいのか…一概には言えません。
#お客さまがスピード重視を求めているならソッチが正解

でも、僕の経験では地方で事業をするなら新規お客さまをガンガン増やすよりしっかり1社1社と向き合った方がイイ。
#特にサービスを提供している中小企業
#理由は別の機会にたっぷりお話します
#ココ!コムデックのメンバー肝に銘じて

というわけで、コムデックとしての優先順位ははっきりとさせておく(いまさらですが)べきで、量(スケール)より質(信頼度)を追求しています。
2023年は今まで以上に1社1社にとってのベストが提供(提案)できる組織に成長できるよう邁進します。
皆さまとイイ会社つくりができれば最高だなと思っています。

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