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ATEMminiでオンラインセミナー開催!コムデック流活用術

コロナ禍ということで、オンラインで開催した第15回・16回担当者勉強会。
今回は、オンラインでセミナーを開催するために活用した機材をご紹介!

なかなか思うように営業活動ができない中、オンライン商談会等に使える、おすすめの活用方法をお伝えします。

担当者勉強会の舞台裏、活用機材をご紹介

オンラインで個別のミーティングを行った経験はあれど、オンラインで多数に向けたセミナーを主催した経験はなかったコムデック。

しかし、数か月に一度クラウド活用を進める企業のIT担当者の方にお集まりいただき、それぞれ今取り組んでいることを話し合って新たな活用方法を模索いただく担当者勉強会は開催したい…!

ということで、以下のような体制と機材で配信を行いました。

第16回担当者勉強会のプレゼン中の様子

  1. 主要PC2台:ZoomホストPC+プレゼンする資料を映すためのPC
  2. オールインワンミーティングボードMAXHUB:セミナー参加者様を映すために活用
  3. ATEMmini:プレゼン資料+プレゼンターの顔を映すためのスイッチャー
  4. RODE(外部マイク):PC内蔵マイクでは雑音が入る恐れがある為、外部マイクを使用
  5. ZV-1(外部カメラ):PC内蔵カメラは画質も悪くアングルも悪いため、外部カメラを使用
  6. モニター:ATEMminiで操作している画面を映し出すためのモニター

今回は、これらの機材の中でも耳慣れないであろうATEMminiについて詳しくご紹介します!

カメラや画面を瞬時に切替!ライブ配信の強い味方ATEMmini

担当者勉強会をオンラインで開催すると決まって、コムデックが導入した新機材がATEMmini(エーテムミニ)です。

何やらボタンがたくさんついていますが、これらは全て「接続したカメラや画面を切り替える」ためのもの。

正しくは「ライブプロダクションスイッチャー」といい、複数のカメラやPCの画面をATEMminiに繋ぎ、好きな画面をボタン一つで配信できる機械です。
どんなところで使われているかというと、例えば生放送のテレビ番組等で複数台のカメラがテンポよく切り替わる、そんなときこのスイッチャーが活用されています。

現代ではyoutubeのライブ配信や、Zoomでのオンラインセミナーといった「リアルタイム配信」に最適な機材と言えるでしょう。

どのように画面を切り替えるか?(パッと瞬時に切り替える、元の画面をフェードアウトさせて切り替えるなど)等のエフェクト機能も搭載しているため、配信中スムーズかつまるでプロの編集のように画面を切り替えることが可能です。

PC画面やカメラの映像だけではなく、HDMI端子で接続してスマートフォンの画面を出すこともできるので、様々な使い方が実現可能です。

コムデック流ATEMmini活用術!おすすめの活用場面

オンラインでプレゼンターが話をする際、プレゼン資料の画面を共有してしまうと資料だけが全画面で表示されている、そんな状態になりがちです。

プレゼンターの身振りや手ぶりも、プレゼンの内容をより分かりやすくお伝えするために必要な要素のひとつ。

そこで、担当者勉強会を開催する際にはATEMminiの「ピクチャーインピクチャー」というエフェクト機能を活用し、テレビ番組における「ワイプ(VTRの右上にスタジオにいる人の顔を映しておくもの)」を再現しました。

プレゼン資料の右上にプレゼンターが映っています

複数の画面を常に表示させておくことができる上に、画面に大小の差が生じるため、メイン画面とサブ画面といった位置づけを行うことができます。
「ピクチャーインピクチャー」のように、ATEMminiでエフェクト等をかけている場合、通常は相手から見えている画面がどんな状態にあるのかを見ることはできません。

そこで、ATEMminiに外部モニターを接続し、ATEMminiがどのように画面を出力しているかを把握できるようにしました。

このように、「プレゼンターが常に見えていてほしいが、資料も共有したい」セミナーをライブで開催する場合や、事前にセミナーの様子を収録しておき後日配信するような場合に、専門的な編集の知識がなくてもまるで編集を加えたかのような配信を行うことができます。

セミナーは相手の反応が大切!オンラインセミナーの体験価値を上げるためのひと工夫

ピクチャーインピクチャーはプレゼンターの顔を映す機能でしたが、さらに重要なのは「スピーカー(聴講者)」の反応です。
先ほどお伝えしたように、オンラインセミナーで画面を共有してしまうと、聞いていただいている方の映像ほとんど表示されなくなってしまいます
そのため、オンラインセミナーでは対面で行うセミナーに比べて参加者の方の反応が見えづらく伝えたいポイントが響いているのか?笑ってもらいたいところで掴めているのか?といった細かい表情をキャッチすることは難しくなってしまうのです。

そこで、担当者勉強会ではオールインワンミーティングボードMAXHUB(マックスハブ)自体でセミナーに参加し、常に参加者の皆さんを表示しておくことでプレゼンターが反応を確かめられるようにしました。

▼MAXHUBの魅力大公開 WEB会議の価値最大化!

次回もオンライン開催、こうご期待!

次回は2021年3月に開催予定の第17回担当者勉強会も、前回よりさらにATEMminiを活用してパワーアップした内容をお届けする予定です!

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この記事を書いた人

comdec

サイボウズ社のオフィシャルコンサルティングパートナーのコムデックです! 日本人の心の故郷と言われる”伊勢”にて1997年に創業し、kintoneの対面開発をはじめとする様々なクラウドサービスの導入、システム開発、ネットワーク構築・保守等をご提供してきました。 中小企業に寄り添う“伴走支援”を得意とし、ツールの導入だけに留まらない業務改善を全国規模でご支援しています。

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