kintoneが介護現場に浸透したら脱紙・脱エクセルできた|介護事業者アイリス南郊さまのアプリ開発事例【その3】
介護事業者アイリス南郊株式会社さまのクラウド導入サービス事例紹介は今回が3回目になります。
kintoneが現場に浸透したら脱紙・脱エクセルできた導入事例をご紹介します。
- 【第1回】kintoneを活用し日報や介護記録をクラウド化させたことで業務時間が2時間短縮!
- 【第2回】LINE WORKSを使いこなす
- 【第3回】kintoneが現場に浸透したら脱紙・脱エクセルできた(イマココ!)
- 【第4回】IT・クラウド導入 現場定着のキーマン「辻専務」
- 【第5回】kintone×じぶんページ=一元管理で信頼構築がスムーズに!
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目次
脱紙・脱エクセルへの取り組み
この取り組みの中で重要なツールが、「LINE WORKS(ラインワークス)」と「kintone(キントーン)」の二つのクラウドツールです。
業務の見える化を助けてくれる「kintone」
kintoneは、業務管理アプリを直感的に作成でき、チーム内で共有して使うことができます。
社員間のつながりを活性化する社内SNSとしての機能も備え、グループウェアといての使い方もあるため、スピーディーに情報共有ができます。
kintoneで出来ること
- 顧客・案件管理
- 申請業務
- 問い合わせ管理
- 日報・報告書
- ファイル管理
- 社内ポータル
自社の業務の根幹を司る重要ツールとしても機能しますし、紙の書類をクラウドに置き換えるといった小さな使い方から試すこともできます。
kintone化のポイントは情報の構造を見抜くこと
情報量が少ない場合には作りながら整理をしていく形も可能ですが、介護事業者であるアイリス南郊株式会社さまの場合には情報量も多く、その種類も多岐にわたるためまずはアナログで情報を整理する作業を行いました。
私たちコムデックは、この情報の構造化から支援しています。
こちらは、アイリス南郊株式会社さまとの初回ミーティングで使用したホワイトボードです。
枠で囲ったり線で繋いだり色分けしたり、視覚的に情報を分類していきます。
情報の構造化ができたら、あとはkintoneにアプリとして落とし込むだけなので簡単です。
介護×kintone
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利用者基本情報
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週間サービス計画(毎週利用者に提供するサービスの計画)
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利用者基本情報
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体重測定表
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受診報告書
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ヒヤリハット・事故報告書
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業務報告書
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オムツ使用表
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個人別介護記録書
使い方を理解できるかどうか…という不安の声もありましたが、kintone化のメリットを体感していただいたり、使いやすいよう項目を工夫する等して、徐々に現場に浸透させていきました。
kintone運用にはタブレットを有効活用
アイリス南郊株式会社さまのシステムログイン直後の画面はこのような形です。
タブレットを渡されたら、現場の方は自分に必要な情報だけ閲覧することが可能となっています。
kintoneを導入する前
他にも、薬剤情報などの紙がバインダーに次々と溜まる一方という、介護事業ならではの悩みも。
kintone導入後
こちらは薬剤情報が記載された紙です。
「グラフ化」でデータをより視覚的にするkintone
しかし、kintoneの使い方はそれだけではありません。
蓄積されたデータを見える化することで、意思決定の判断スピードを向上させるというメリットが生まれるのです。
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