クラウド型のおすすめSFA(営業管理)ツール5選を徹底比較！導入を成功させる方法も解説

効果的な営業管理を行うには、クラウド型SFAツールがおすすめです。
しかし、クラウド型SFAツールには様々な種類があるため、「どれを選べば良いかわからない」と悩んでいる企業さまも多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、おすすめのクラウド型SFAツールを5つ紹介します。
導入を成功させる方法も合わせて解説しますので、この記事を参考にクラウド型SFAツールを選定し、うまく活用していきましょう。

この記事でわかること

• • おすすめのクラウド型SFAツール
  • SFAツール導入を成功させる方法

こんな人におすすめの記事です

• 営業活動の効率化を行う際に、どのクラウド型SFAツールが良いか比較検討したい方
• SFAツール導入を成功させ、営業成績を伸ばしたい方

【基礎知識】SFAとは？CRMとMAの違いも解説

SFAとは、顧客情報や案件進捗、営業担当者の活動記録を管理･分析し、効果的な営業方法を共有するシステムを指します。

共有された情報やノウハウをもとに上司からの指導やフィードバックを受けられるので、営業プロセスの改善と営業力の向上が見込めます。
また、見積書や提案書など営業活動に必要な書類を自動で作成できるので、営業プロセスの効率化にもつながります。

SFAとよく比較されるものにCRM･MAがありますが、それぞれ目的が異なります。

CRMは「顧客情報や行動から最適なアプローチを行い、顧客と良好な関係を築くこと」、MAは「顧客を獲得するためのマーケティング活動を自動化すること」が目的です。
一方で、SFAは営業で利用するデータの可視化や営業活動の効率化を目的としています。

つまり、SFAは営業に特化しており、CRM･MAは顧客化前後のマーケティングに特化していると言えます。

CRMとSFAの違いは以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

▼CRMとSFAの違いとは？それぞれの役割からツールの選び方･導入に失敗しないためのポイントを紹介

クラウド型SFA (営業管理)ツールおすすめ5選

このセクションでは、おすすめのクラウド型SFAツールを紹介します。
ツールによっては無料トライアル期間がありますので、気になるSFAツールがあれば試しに使ってみましょう。

SFA機能だけでなく業務効率化も求めるなら「kintone」

kintone(キントーン)はサイボウズ社が提供しているノーコード･ローコードツールです。

自分たちでSFAツール(アプリ)を構築できるので、自社の課題解決に合った運用が可能です。

たとえば、案件管理アプリを作成して案件情報を1つに集約することで、属人化していた顧客情報や案件情報を営業チーム全体で共有でき、業務効率化や取りこぼしていた新規顧客開拓に注力することが可能になります。

kintoneについては以下の記事でも詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。

▼kintone(キントーン)とは？できること･できないことまとめ アプリの活用事例もご紹介！

トップレベルのSFAツールを使いたいなら「Salesforce Sales Cloud」

Salesforce Sales Cloudはセールス･フォース社が約15万社に導入しているSFA/CRMツールです。
基本的な顧客情報の管理から受注や売上予測などの販売プロセス全体を管理できます。

プランによってはAI機能があり、あらゆるデータから次のアプローチ方法を利用者に提案します。
最優先の案件を自動で判断するので、機会損失を防ぎ、自社の売上アップに貢献してくれるでしょう。

Salesforce Sales Cloudでおすすめのプランは、Enterpriseです。
ビジネスで最も使われており、見積承認を自動化できる承認とワークフロー機能がついています。

Salesforceと前述したkintoneの違いについては以下の記事で詳しく解説していますので、比較検討したい方はあわせてご覧ください。

▼kintoneとSalesforce、どちらを導入すべき？違いを比較し判断基準を解説

CRMツールにも特化しているなら「Zoho CRM」

Zoho CRMはCRMとSFA両方を管理したい企業さまにおすすめするツールです。

営業プロセスを管理するワークフロー機能を備えており、次のタスクの開始や承認プロセスを自動化できます。
また、リードスコアリング機能では、確度の高い顧客を可視化できるので、誰にアプローチすべきかを瞬時に判断できます。

既存顧客に対しては、CRM機能の取引先分析で、深い顧客インサイトを得られるので、最適なアプローチが可能です。

コストパフォーマンスを求めるなら「GENIEE SFA/CRM」

GENIEE SFA/CRMはジーニー社が提供する国産のSFAツールで、他では真似できない圧倒的なユーザーフォロー体制が整っていることが最大の特徴です。

導入前のヒアリングから始まり、最適なプランの設計やSFAで管理すべき項目、運用方法の要件定義などすべてサポートします。
こうした体制により、定着率は99％と非常に高い数字を獲得しています。

また、高性能なSFA機能がついているのはもちろん、AIアシスタントの「GPT-4」を標準採用しているので、分析結果から最適なアプローチのタイミングを教えてくれます。

CRMやMAでも使いたいなら「ネクストSFA」

ネクストSFAは、CRM機能に加えてMA機能も搭載しているため、見込み客から既存顧客まですべてを網羅した営業活動ができるツールです。

SFA機能の1つにランキング機能があり、売上･営業行動･案件化など様々なランキングを公開できます。
社内で切磋琢磨できる環境になるので、営業担当者のモチベーションを高められます。

また、CRM機能の企業管理を活用することで、顧客へのサービスの提供状況や対応履歴を管理し、継続率の向上に貢献できます。
MAのスコアリング＆トラッキング機能では、受注確度を数値化できるので、効率的な営業活動を可能にします。

クラウド型のSFA (営業管理)ツール導入を成功させる4つの方法

クラウド型SFAツールは営業活動を促進･効率化する機能を備えていますが、導入するだけで効果を発揮するわけではありません。
ここでは、クラウド型SFAツールの導入を成功させるための4つのポイントを紹介します。

導入目的を明確にし、KPIを設定する

「売上を伸ばしたい」や「営業プロセスを効率化したい」など、まずはなぜSFAツールを導入するかという目的を明確にしましょう。

導入目的が決まったら、その目的に沿ったKPIを設定します。
具体的な数値を決めることで、目標達成まで効果が出ているか明確に判断できます。
目標に届いていない場合はPDCAを回し、改善していくことが重要です。

営業チームと連携し営業フローを改善する

SFAツールを導入する際は、営業チームとの連携が必須です。

今まで使っていた業務フローを営業チームと一緒に確認し、変更すべき部分や追加したほうがよい業務などについて話し合いましょう。

SFAツールの使い方を教える研修も実施すると、営業チームも受け入れやすく、うまく活用してくれるでしょう。

入力項目を少なくする

SFAツールを適切に運用するために、営業チームは顧客情報や売上を毎日入力しなければなりません。
しかし、入力項目が多いと、営業チームの負担が大きくなり、SFAツールを利用しなくなる可能性があります。

定着するまで、顧客情報や営業担当者情報、案件情報などの入力必須項目のみにし、入力項目を少なくしましょう。
SFAツールの扱いに慣れてきたら少しずつ入力項目を増やすことで、負担なく詳細情報を共有できるようになります。

スモールスタートにする

いきなり会社全体でSFAツールを導入すると、トラブルが起きた際にすべての営業チームが混乱し、業務に支障が出てしまいます。
まずは一部の社員が利用し、ツールの利用ルールが確定してから拡大するのがおすすめです。

クラウド型SFAツールの選定に迷ったら、kintoneがおすすめ

クラウド型SFAツールを使うことで営業活動の可視化と効率化ができ、営業チームの成績は向上するでしょう。
しかし、導入しただけではツールの効果を十分に発揮できません。
導入前に社内で目的を明確にし、小規模でスタートして徐々に最適化していきましょう。

とはいえ「もともとある営業フローを崩したくない」という方も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、kintoneです。
必要なSFAアプリを作成できるので、自社の営業フローにあわせて欲しい機能を追加できます。
30日間のトライアル期間もあるので、まずは無料で利用して実際に導入した際のイメージを掴むのがおすすめです。

コムデックではクラウド型SFAツールとして運用するkintoneの導入･運用支援を行っています。
ツールを導入し、営業活動を効率化させたいという企業さまはお気軽にご相談ください。