在庫量はスマホで確認!kintoneを活用した生産/在庫管理|製造業伊勢舗装工業株式会社さまのアプリ開発事例【その1】
今回は、製造業の会社さまがkintoneとLINE WORKSを活用してこれらの業務を効率化した事例をご紹介します!
目次
在庫量は目視で確認。適正値は人それぞれ…
三重県玉城町にある伊勢舗装工業株式会社さまは、アスファルト合材・再生アスファルト合材の製造販売を行っています。
アスファルト・コンクリートの廃材をリサイクルして再生砕石にすることで、環境型社会の形成を推進しているのが特徴です。
在庫量は目視で確認ということは、社内で現物を見なければ判断ができません。
そのため、社外で製造依頼をいただいた際は、社内に電話等で在庫量を確認する必要があったのです。
また、製品を製造する機械は稼働するだけでも高額なコストが発生します。
伊勢舗装工業株式会社さまでは、クラウドツールを導入することで在庫量と生産スケジュールを全体で把握し、「機械の無駄な稼働を減らしたい」という思いも。
そのため、まずは在庫量を誰でも・すぐに把握できるような仕組みづくりから取り組むことになりました。
kintoneを導入。 目視→スマホで在庫確認
最初に導入したのは、kintone(キントーン)。
社内のあらゆる情報を一元化し、オンライン(PCやスマホ)で確認、編集、登録等が行える、非常に汎用性の高いツールです。
一例として、kintoneを導入することで下記のような業務が可能になります。
- 在庫や受発注管理
- 顧客のデータベース作成
- 社内SNS(メッセージやスケジュール共有)
- 案件管理アプリの制作(スマホとPCで使用可能)
- その他クレーム管理や業務進捗の管理
kintoneで在庫を管理するメリット
kintoneによって、伊勢舗装工業株式会社さまの社内は下記のように変化しました。
ビフォー (kintone導入前) |
アフター (kintone導入後) |
---|---|
・在庫の確認は目視。 そのため、正確な在庫量は社内にいなければ確認できなかった。 |
・スマホやPCから在庫量をすぐに確認できるようになった。 会社にいなくても在庫量をチェックできるように。 |
・在庫量は経験値で予測がつくものの、個人差があるため、正確に在庫量を把握するのは難しかった | ・スマホから在庫量を確認することが出来るようになり、ベテランと新人での在庫量の認識差がなくなった |
・生産に欠かせない機械は稼働コストが高いため、在庫量に応じてスケジュールを立て、無駄な稼働を減らしたかった |
・現在の在庫量は分かったものの、今後の生産スケジュールに関しては担当者と直接確認する必要があったため、この点については次の施策で解決することに。 |
次回、LINE WORKS導入編!
正確な在庫量をスマホで把握できるようになった伊勢舗装工業株式会社さま。
しかし、大きな目標である稼働スケジュールの作成にまでは至りませんでした。
現時点での在庫量は把握できるようになったものの、生産スケジュールについてはまだ社内のホワイトボードを確認する必要がありました。
次の課題は生産スケジュールのデジタル化と共有ということで、チャットだけでなく、スケジュール管理も行えるLINEWORKSを導入することに決めました。
効率の良い生産スケジュールを立て、機会の無駄な稼働を減らしてコストカットに繋げるための活動はまだまだ続きます!
▼kintone・LINE WORKSを活用した生産計画|製造業伊勢舗装工業株式会社さまの事例【その2】
▼kintone・LINE WORKSで仕入先に情報共有→発注レスへ!|製造業伊勢舗装工業株式会社さまの事例【その3】
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