ホワイトボードにサヨナラ。kintoneで膨大な情報を一元管理|農機具販売・整備業株式会社ナリッシュさまのアプリ開発事例[後編]
予定の共有や指示を紙媒体や電話で行っていた、三重県亀山市の株式会社ナリッシュさま。
ホワイトボードを見ないとスタッフの予定が確認できない点や、お願いした作業がどれだけ進んでいるのか把握しづらい、といった悩みを抱えていました。
前編ではLINE WORKの導入で、リアルタイムでの情報共有に成功。
会議の時間も大幅に短縮しました。
▼LINE WORKSで社内の情報共有は激変する|農機具販売・整備業株式会社ナリッシュさまの事例[前編]
今回は、kintoneというツールを使って、「スタッフの対応がどこまで進んでいるのか」「対応漏れはないか」といった、企業の利益に大きく関わる情報管理を推し進めました!
ホワイトボードにサヨナラ。kintoneで膨大な情報を一元管理
株式会社ナリッシュさまがLINE WORKS(ラインワークス)の次に導入したのがkintoneです。
kintone(キントーン)は社内で発生する多くの業務をアプリで完結できるサービス。
プログラミングの知識がなくても自社の業務形態に合わせたアプリを自分たちで作れるため、多くの企業がkintoneを活用してIT化を進めています。
LINE WORKSでは、社員とのコミュニケーションを円滑に進める上で効果がありました。
kintoneは、社員間の連絡に加え、納期管理(期の通知)や作業内容、目標の共有も可能にします。
つまり、LINE WORKSは現状把握に。
kintoneは目標と現状を明確にし、次に取るべき行動が明らかになる「企業の成績に直結するツール」と言えます。
kintoneによって、株式会社ナリッシュさまの社内は下記のように変化しました。
ビフォー (LINE WORKS導入後) |
アフター (kintone導入後) |
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・ 情報共有のために費やす時間が減少 |
・情報共有はkintoneで完結したため、社内のホワイトボードが不要に ・修理状況の説明も写真付きで行えるため、情報共有の質がアップ ・目標値と現況をグラフで示すことで、今やるべき行動が明確になりやすくなった ・納期3日前の通知などで、対応漏れへの不安も減った |
kintone導入時、スタッフからの抵抗はゼロではありませんでした。
慣れ親しんだホワイトボードでの情報共有を希望するスタッフもいましたが、社長がリーダーシップを発揮し、積極的にIT化を推し進めたことが功を奏しました。
すでに、LINE WORKSを活用していたことも、kintoneの浸透を促しました。
「受けた指示をやったかやっていないか」「納期に対して現況はどうなのか」「具体的な作業内容は何か」
マネジメント層であれば即座に把握したい内容が、kintone一つで共有可能になりました。
社内でのコミュニケーションが円滑に進むようになった分、今後は顧客への対応に時間を割けそうです。
小野社長も「目指す姿がおおよそ形になってきた」と手応えを感じられています。
kintoneについては「スケジュール形式でみられるという点は、導入当初予想していた以上に便利」とのこと。
情報共有の漏れやスピードの遅さは致命的。今後も改善は続く
スタッフ間の共有漏れや確認に要する手間が激減した株式会社ナリッシュさま。
社内での情報が止まることなく、スムーズに伝達されるようになりました。
上記で紹介した改善内容に加え、過去に発生した修理の内容をまとめることで、同じ壊れ方をしないよう、使い方や注意点の説明を伝えられるようにしていく予定です。
こうすることで、顧客が利用する農機具が故障して、稼働できなくなるリスクを下げることができるでしょう。
また、顧客から催促をいただかなくても、対応できるような納期管理システムも構築していきます。
今回ご紹介したkintone。
納期や目標に対する進捗を一目で把握したい企業様に確かな変化をもたらします!
LINE WORKSなどのチャットツールで「社内の意思疎通やデータ管理はできるものの、納期管理も一元化して分かりやすくしたい」という企業様にも効果的ですよ。
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