税理士でよくある課題をkintoneで解決!税理士業務改善パッケージ
関与先の税務代理や各種税務書類の作成を請け負い、さらに経営者の良き相談役としての役割も果たす税理士業。
明確な期日が決まっている業務も多く、抜け漏れなくタスクを実施するために頭を悩ませていらっしゃる企業様も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな税務代理・税務書類作成・税務相談を請け負っている「税理士業」の企業様の課題をkintoneで解決できる業務改善パッケージをご紹介します!
目次
税理士の業務によくある課題……kintoneで解決できます!
コムデックが税理士法人の企業さまからkintone(キントーン)の導入相談を受ける中で、よくお伺いする課題は以下の通りです。
御社にはいくつ当てはまるでしょうか?
- 関与先の情報が複数の資料に点在しており確認するのに時間がかかる
- 過去の対応履歴や面談履歴は担当者しかわからず、他のメンバーからは確認できないため引継ぎが困難
- 各担当者が抱えている業務量を把握できておらず、負担の偏りがあり円滑に業務を回すことができていない
- 関与先ごとの細かなタスクの納期管理が属人化しており、対応漏れや対応遅れが発生している
- 月次業務、確定申告、決算業務などの各タスクの進捗管理を最新の状況に保つことが困難
- 日報をエクセルで作成・管理しており、編集や閲覧に時間をとられて効率が悪い
- どの関与先に対してどれだけの工数を投入しているか把握できず採算性の改善ができない
「抜け漏れなくタスクを管理したい」というご要望はもちろんのこと、一定の顧問料をいただいて各種書類の作成や税務代理の業務を行う税理士業では「その関与先にどれだけの工数をかけたのか」「その工数で採算は取れているのか」を分析したいというご要望もよく伺います。
頂戴している顧問料に対して工数がかかりすぎているようであれば、業務のやり方を改善して生産性を上げるか、顧問料を見直す必要があります。
作業工数がそのまま利益に直結するため、工数管理がより重要となるのです。
しかし、日報をエクセルや紙で管理している場合、工数を集計するのは容易ではありません。
また、決算業務や確定申告といったタスクの管理にしても、人力で作成したエクセルのチェックリストでは抜け漏れの可能性が高くなります。
これらの課題を解決し、より生産性の高い企業となっていくためには、業務改善プラットフォームであるkintoneの活用がおすすめです!
kintoneであれば、自社に合わせた形で開発していけるため、一から自社に合ったソフトを開発したり、どんな企業にも対応できるように作られた専用ツールよりももっと柔軟に、自社が使いやすいツールにしていくことができるのです。
そうは言っても、やっぱりゼロから全ての課題に対応するアプリを構築していくのは時間もかかります。
自社で開発するのが難しければ、外部のプロに依頼する必要がありますので余計にコストがかかるでしょう。
そんな時おすすめしたいのが、「ある程度形の決まったアプリをまとめて導入し、自社に合うように調整していく」方法です。
コムデックの「税理士業務改善パッケージ」であれば、案件の工程進捗管理を効率化するだけではなく、原価管理やその分析まで一挙に解決することができます。
税理士業務改善パッケージでいったいどんなことができるのか、kintoneを活用することでどんなメリットがあるのかを詳しく解説していきます。
kintone税理士業業務改善パッケージでできること
税理士業業務改善パッケージは、大きく分けて以下の6つの機能を有しています。
- 関与先管理
- 相談記録管理
- 進捗管理(月次/決算/確定申告)
- 日報管理
- 請求管理
- 採算管理
各機能について、実際の画面をお見せしながら解説していきます。
関与先管理
関与先の企業名や住所などの基本情報に加え、使用会計ソフトや契約プラン、顧問報酬額等の管理を行う機能です。
ここに登録された情報をもとに月次進捗業務・決算業務のタスク自動作成、毎月の請求データの作成、採算管理を行います。
全ての顧客情報がkintoneに集約するため、「複数ある顧客情報のエクセルの内、どれが最新かわからない…」といった課題を解決し、関与先管理アプリを見れば、全関与先の最新情報がひと目でわかる状態を実現します。
相談記録管理
税務相談や関与先との面談に関する記録を管理する機能です。
過去の記録も簡単に検索し参照することができます。
また、同一関与先についての過去の面談記録・相談記録の情報を集約して表示することができるため、担当者以外であってもここまでの経緯を容易に確認することが可能です。
関与先との接点が相談記録に集約されるため、担当者変更の際にもスムーズに引継ぎを行うことができます。
進捗管理(月次/決算/確定申告)
税理士業においては、関与先からの依頼に基づき定期的あるいは決まったタイミングで実施すべきタスクがあります。
それらを自動的に作成し、抜け漏れなく実施できるようにする機能が税理士業務改善パッケージの進捗管理機能です。
月次業務、決算業務、確定申告業務それぞれで仕組みが異なりますので、一つずつ解説していきます。
月次進捗管理
顧問契約にもとづき、毎月の資料回収や記帳代行、会計チェック等の定例業務を漏れなく遅れなく実施できているかを管理する機能です。
関与先管理に登録されている月次確定回数をもとにタスクを自動で作成し、各月分のタスク進捗を管理することができます。
予定日と実績日の入力をすることで状況が自動更新されるため、顧客ごとの進捗を一目で把握することが可能です。
※エクセルのような見た目はプロフェッショナルプラン限定機能となります
決算進捗管理
決算業務を遂行するために必要な情報と進捗を管理する機能です。
関与先管理に登録された法人の決算月に合わせてタスクを自動作成します。
決算日からの経過日数や、申告書作成予定日を基準にアラートを出すことができるため、適切なタイミングで漏れなく決算報告業務を実施することが可能です。
確定申告進捗管理
確定申告業務を遂行するために必要な情報と進捗管理する機能です。
関与先管理に登録されている内容をもとに毎年のタスクを自動作成します。
確定申告の期日や申告書作成予定日を基準にアラートを出すことが可能であり、適切なタイミングで漏れなく確定申告業務を実施することが可能です。
担当者別や会社全体の申告完了率も算出することができ、タスク量が見える化します。
日報管理
工数管理に必要な業務日報を登録・集計する機能です。
外出先でもスマホから登録可能で、関与先別にどんな業務をどれだけ行ったかを記録する形となっています。
日報を登録すると、自動的に月間の作業工数集計に反映しますので、どの関与先にどのくらいの工数がかかっているのかが明らかになります。
契約内容や頂戴している顧問料に対してかけている工数は適切なのかを分析することで、契約内容の見直しの検討材料にできるのです。
また、関与先別の集計以外にも、担当者別や業務分類別の月間作業工数も算出可能となっており、様々な切り口で工数分析を行うことで生産性の向上につなげることができます。
請求管理
関与先への請求書を作成する機能です。
関与先管理に登録されている月額の顧問報酬額やその他費用を毎月自動的に計上できる他、スポットでの請求にも対応しています。
スポット対応の場合には直接請求管理に金額と明細を登録いただくことで、月額の顧問料と合算した請求金額を自動算出できます。
過去発行した請求書も簡単に検索でき、kintoneからPDF出力も可能となっています。
※出力はプロフェッショナルプラン限定機能となります
採算管理
日報管理と請求管理に登録されている工数の情報と請求金額の情報から関与先別の時間当たりの売上を自動算出する機能です。
会社として基準となる時間当たり売上を設け、今の顧問料やかけている工数が本当に適切なのかを検討し、顧問料の見直しに繋げることが可能です。
月別の採算推移も見ることができ、「何故その数字になったのか」を詳しく分析することで業務改善を進めることができます。
税理士のkintone活用事例
▼税理士業でkintone活用!月次の予定を自動作成し進捗管理を一元化|税理士法人アクセスさまのアプリ開発事例
税理士法人アクセスさまでは、顧問先に対して毎月実施する必要がある業務の進捗状況を管理するためにkintoneを活用していらっしゃいました。
しかし元々利用していたアプリでは「実績」しか管理できず、更新に手間がかかるため社内での活用度はイマイチ。
全社員が同じツールを使って情報共有し、実績だけではなく予定も管理できるようにしたいと考えた税理士法人アクセスさま。
そこで、税理士業務改善パッケージの「月次進捗管理」を活用し、以下のような状態を実現しました。
- 遅れや差戻などの進捗状況が一目でわかり、対応漏れがなくなった
- 顧問先の基本情報をもとに自動で予定データを作成するため抜け漏れがない
- エクセルと同じように一覧画面での入力・フィルターによる絞込みができ、更新の手間が減った
- 予定と実績が全体に共有されることで、仕事を計画的に進める意識が向上した
- 遅れや差戻といった、特に注意が必要な案件にフォーカスしやすい
税理士業業務改善パッケージで脱紙・脱エクセルへ!
冒頭で税理士業によくある業務上の課題をご紹介しましたが、御社ではいくつ当てはまったでしょうか?
それらの課題はkintone税理士業務改善パッケージを活用いただくことで解決できることをここまでご紹介してきましたが、各機能の効果をまとめると以下の通りです。
- 関与先に関するあらゆる情報を1画面で管理・確認
- 過去の面談記録を簡単に確認できるため、担当者が変わっても引継ぎが簡単
- 各担当者の業務量・進捗が見える化され、全体最適のもと生産性向上を図れる
- エクセルライクな入力方法で各タスクの進捗状況を最新の状態で見える化
- アラート機能によりタスクの対応漏れや遅れを防止
- 日報入力はスマホからも行うことができ、入力された内容から工数分析を実施
- 関与先別に顧問料と投入工数を集計し採算を算出 料金の見直しが可能
もし御社がエクセルや紙を中心として業務管理をされているようであれば、kintone税理士業業務改善パッケージで「タスク管理」はもちろん、請求管理や工数管理、採算の分析まで含めて業務改善に取り組んでみてはいかがでしょうか?
kintone税理士業務改善パッケージについてよくあるご質問
Q.コムデックのサポート範囲は?
A.パッケージを販売するだけではなく、パッケージを御社に合わせてカスタマイズすることが可能です。
また、対面開発をご希望であれば、パッケージ外の業務管理アプリも開発いたします。
標準機能では難しいポイントも対面で調整していきますので、御社の社内でkintoneアプリを調整いただく方法を覚えていただくこともできます。
Q.既にkintoneで業務アプリを運用しているため既存環境から乗り換えるのは難しいが、既存環境にパッケージの機能を追加してもらうことは可能か
A.既にkintoneご利用であれば、既存環境にパッケージが内包する機能を追加することも可能です。
現在の業務を止めることなく、環境をアップデートいたします。
Q.競合他社の製品も検討している 差別化ポイントを教えてほしい
A.機能については弊社HPをご覧ください。
その他詳細につきましてはお問い合わせください。
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