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Imadoki 2024年5月号が発行されました
Imadoki 2024年5月号が発行されました
IT業界最大級の展示会である「IT WEEK2024」に参加してきました!
業界の変化を測る定点観測のため10年程前から参加していますが、今年の会場は完全に「生成AI」一色。
「生成AI」がテーマの展示が会場を埋め尽くす勢いで、「生成AIを使っています!」サービスがたくさん出展されていました。
過去には「ユビキタス」「AR」「メタバース」「Web2.0、3.0」「NFT」などよく聞きましたが、最近は全く聞かなくなった単語もあります。
「生成AI」は、文章だけでなく、画像、そして動画の生成まで自動的に行えるようになったことで、今後のビジネスや生活の現場への普及が当たり前になることが決定したと感じました。
しかし、AIを使っているからといってすべてがうまくいくわけではありません。AIは強力なツールですが、人間の判断や知識が不可欠です。
技術は進化していますが、熟練したスキルを持つ人間の役割は変わらないということを忘れてはいけません(何歳になっても勉強大切ですね)。
今月のImadokiでは、コムデックでも着々と進むAIの業務活用についてご紹介します。
皆さんにお伝えしたいのは、「AIを使っているからすごいこと」というわけではなく、「AIを使って、どのように業務を効率化し、価値を生み出しているか」です。
AI が使っていることは全くすごいことではなく、どのように業務が変わり、どのような成果が上がっているのかが本当は重要なポイントなのです。
「生成AI」は私たちの中小企業にとっても強力なパートナーであり未来を変える大きな力です。
使ってると会社と使ってないで会社で、生産性に格差が生じる前に、自社での取り組みを進めていく必要性がありますね。
それでは、今月号のImadokiをお楽しみください!
コムデック 取締役会長 樋口雅寿
コムデックは既に全員使っている!?AI利用の実際
ChatGPTの登場以降の1年間で、AIの性能は飛躍的に向上し、利用シーンが増加しています。
算盤から電卓、パソコンやインターネットへと進化し、「AI」が業務の必須アイテムとなる瞬間を目の当たりにすることが増えてきました。
このような技術革新は、日常生活だけでなく業務の現場でも大きな変化をもたらしています。
コムデックでも、新人からベテランまで、多くの人々がAIを活用しています。
今月のImadokiでは、実際に業務の現場で使われている各種AIの活用事例をご紹介いたします!
プログラム現場のAI活用!AIがプログラム作る時代
コムデックでは祖業であるシステム開発にもAIを積極的に活用し始めています。
必要な機能を「言語化」できれば、AIがプログラムを自動生成してくれる時代になりました。
もちろん人的チェックは必要ですが、開発スピードが格段に上がり、複雑なプログラムを素早く、そして間違いなく作成できるようになりました。
一方で、AIが生成したプログラムには品質管理の課題があり、プログラムをすべてAI にお任せすることはまだまだ難しく、人力による調整やレビューは欠かせません。
また、AIに頼りすぎると、いつの間にかブラックボックス化してしまう危険性もあるため、AIを上手く活用しつつ、よりお客様への価値提供に注力すべく、システム開発の更なる効率化を図っています。
営業の人出が足りずピンチ!が一転、AIに助けていただいてます
ありがたいことに各種新規お問合せが増加しているコムデックですが、皆様のサポートをしているメンバーが回答も担当していることから、少し遅れてしまったり、時にはストップしていた日もありました。
その中でも特に時間がかかっていたのが、問合せ内容の確認と、営業確度の判定でした。(中には急いで連絡しても「資料が欲しかっただけで案内はいらない」といってブチっと電話を切られることも…)
そんなときに「伊勢でAI を一番使っている会社になろう!」プロジェクトが始動し、問合せの管理をしているメンバーが立候補、参画したことで「営業ランク自動反映AI」が実現しました。
内容としてはとてもシンプルに、お問合せ内容をAIが読み込み、確度が高そうなお問合せをA~Fまでランク付けします。
そして営業担当がランクの高い順に連絡しています。
これによって営業にとって一番ネックだった”確度の高そうなお客様の選別”時間が大幅に短縮し、営業の回答件数が増え、より要望に沿った回答ができるようになりました!
値上げラッシュ!商品マスタの単価修正をAIが支援…!
ITサービス、情報機器も例外なく値上がりが続いており、メーカーからの価格変更メールが届くたびに、手作業で計算して商品マスタを更新するのかと絶望していました…。
そこで、画像から数値や表の読み取りができる頼れるA I「ChatGPT」に丸投げしてみました。
画像と、簡単な指示を出すだけで型番も一言一句間違えることなく読み取り、見事全ての新単価を算出!!! 5分足らずで新単価の決定が出来たため、作業効率がとても上がりました。
画像の読み取りはスクリーンショットで撮った文章の要約や、他の場面でも活用できるシーンが多いので、是非皆さんもChatGPTに投げかけてみてください!
#ハッシュタグ生成はAIにお任せ!
InstagramをはじめとするSNSでの投稿には、適切なハッシュタグを使うことでアクセス数を大幅に増やすことが可能です。
ただ、どのハッシュタグを使うべきかを考えるのは案外手間がかかります。
そこでAI の技術、具体的にはChatGPTを利用しています。ChatGPTは投稿内容に基づいて最適なハッシュタグを生成してくれるので、投稿の準備が楽になり、短時間で多くの投稿を配信することができます。
私が運用している「ITサポート部 Instagram」では、このChatGPTを活用してハッシュタグを生成しています。
ぜひInstagramで当部門の投稿をご覧いただき、最新のテクノロジーを駆使した投稿を体感してください。
経営者向け情報:デービッド・アトキンソン氏 おススメ コンテンツ
6月開催のIT活用戦略セミナーに向けて、Imadoki3月号から基調講演に登壇いただくデービッド・アトキンソン氏の来歴や著書をご紹介してきました。
数々の名著を出版されているアトキンソン氏ですが、なかなか時間を取って著書を読むのは難しい……という方のために、今回はサクッと見られるおすすめ動画をご紹介します!
日本の企業の99.7%が中小企業で、労働者の70%が中小企業で働いています。
にもかかわらず、日本の中小企業の生産性は大企業の約半分。「下請けが大企業にいじめられている」と考えがちですが、その内訳を見ていくと「消費者に近い業種」ほど生産性が低く、またそれらの業種においては大企業と中小企業の差もそこまで大きくありません。
それを踏まえた上で何故中小企業の成長が必要なのかを論じています。
最低賃金の上昇が中小企業に与える影響が取り沙汰されて久しいですが、「日本の最低賃金(賃金中央値に対する最低賃金の割合)はメキシコ以下」と聞くと実際にはそこまで高くないことがわかるのではないでしょうか?
現状の中小企業は、低い賃金でも真面目に働いてくれる人がいるから現状維持で生産性を上げなくても成り立っていますが、最低賃金が上がればイノベーションせざるを得ず、生産性も上がるのではないかとアトキンソン氏は述べています。
リースアップ 中古パソコンは買っていいのか!?
公的な施設や地元のショッピングセンターでの販売・譲渡会を通じて提供されている官公庁などのリースアップ品、つまり中古パソコン。
多くの方に「本当に購入しても大丈夫か?」というご質問を頂いたので、ITサポート部メンバーが実際に確かめてきました!
リースアップ中古パソコンの実態
近所のショッピングセンターで開催されていた「リースアップパソコンの販売会」へ、お昼ご飯ついでに訪れてみました。
展示されていたのは、主に第6世代のCPUを搭載したPC、最新は13世代ですので、約7年前に発売されたモデルに無理やりWindows11を搭載したPCでした。
あまりの古さに我々はドン引きしていましたが、3~4万円程度という価格に惹かれて、次々と購入される高齢者の方に「買っちゃダメ!」と言いたくなる気持ちを抑えて退出してきました。
性能と対応OSの問題
第6世代CPU搭載パソコンは、本来Windows11には非対応の機種です。
一応ソコソコの体感性能で動作していましたが、最新アップデートが適用できるのか謎というか闇です…。
他のソフトウェアやセキュリティソフトの更新を享受することは難しいスペックで、業務で使用するには無理があるパソコンばかりでした。
昔とは違う現在のパソコン
- CPUはCorei3/i5がすべてではない
一言にi3/i5といっても、世代によって大きく性能は異なっており、単にCorei5だから大丈夫というものではありません。
基本的な文書作成やインターネット閲覧程度なら問題ないかもしれませんが、最新のクラウドサービスやWeb会議をするには10世代~最新の13世代CPU搭載のPCがおススメです。 - WiFi性能
中古パソコンには決定的な弱点として、無線LAN(WiFi)の規格が古く速度が遅い点があります。
現在の最新機種はWiFi6を搭載していますが、5年以上前のモデルは通信速度が遅く、Zoomなどインターネットとの大量データ通信に向いていません。 - アップグレードの可否と費用
Windows11は動作要件が厳しくなっており、サポートされる機種も限定されています。
また年次更新でサポートされる性能が変更されるため、Wi ndows10など古いOSがプリインストールされている場合、Windows11へのアップグレードが可能か判断が難しくなっています。
元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ その⑨QRコードを使ったマニュアル
コムデックの経理担当:西野さんは、元税理士事務所職員です。
約10年間、他社や、税理士事務所で働いた経験のある西野さんからみた、コムデックのデジタル化されたバックオフィス業務の中から、西野さん目線で見たおススメのバックオフィスの業務改善を、「元税理士事務所職員が体験したバックオフィスシリーズ 」としてお送りしています。
「第9回 QRコードを使ったマニュアル」
コムデックに入社して一年が経ちました。「Evernote Business(EN)」にまとめられたマニュアルを見て感動したのが懐かしいです。
そして私にも後輩ができ、これらのマニュアルを使って引継ぎをしています。
通常はPCでENのマニュアルを見てもらうのですが、PCを使わない業務(倉庫整理や会議室設営など)の時はPCを持ち歩かず、もちろん印刷もせず、マニュアルを確認したいですよね?そんな時にコムデックで使っているのが、QRコードマニュアルです。
ENのURLを専用サイトでQRコード化して共有しています。
スマホで読み込みアクセスできるのでマニュアルを探す手間なし!
片手に持って確認できるので動き回る作業に持って来い!
会議室・キッチン・従業員用入口等々、マニュアルを確認したい様々な場所に配置して利用しています。
もちろんマニュアル以外でも活用できると思います。
オススメ活用方法ありましたら、教えていただきたいです!
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